e-メタン製造設備公開
2026-04-20 10:53:45

大阪ガスとINPEXが共同開発!世界最大級のe-メタン製造試験設備を初公開!

大阪ガスとINPEXが共同開発!世界最大級のe-メタン製造試験設備を初公開!



大阪ガス株式会社とINPEXが共同で進めている次世代燃料“e-メタン”の製造試験設備が、この度メディアに初めてお披露目されました。この試験設備は、年間約1万戸分の天然ガス消費量に相当する400Nm³-CO₂/hの能力を持っており、世界最大級とのことです。これにより、都市ガスのカーボンニュートラル化を促進する新たな一歩が踏み出されました。

e-メタンとは何か?



e-メタンは、空気中や工場、下水から排出されるCO₂を再利用し、水素と反応させて作られる未来の都市ガスです。この燃料の特筆すべき点は、燃焼時にCO₂を排出しますが、その製造過程で同じ量のCO₂を回収するため、実質的にカーボンニュートラルな仕組みになっています。さらに、e-メタンは現在の都市ガスとほぼ同じ成分であるため、既存のガスインフラをそのまま利用可能です。

この技術により、私たちは大規模な設備投資を行うことなく、社会コストを大幅に削減しながらカーボンニュートラル化を進めることができるのです。大阪ガスは2030年度までに供給する都市ガスの1%にe-メタンを導入する目標を掲げています。

試験設備の詳細



今回公開された試験設備は、原料供給、メタネーション及びユーティリティー設備から成り立っています。INPEXの長岡鉱場から取り出されたCO₂を用いてe-メタンを生産しており、試運転によって96%のメタン濃度を達成しています。ここで製造された一部のe-メタンは、INPEXの天然ガスパイプラインに注入される実績も持っています。今後、設備のスケールアップと触媒の耐久性に関する技術検証が行われる予定です。

事業の意義と今後の展望



この試験設備は、カーボンニュートラル社会の実現に向けた重要なステップです。大阪ガスの幡中宣夫氏は、カーボンニュートラル化を推進するために尽力していると述べており、実証試験のデータ取得が将来の技術開発に寄与することを強調しています。

また、INPEXの落合浩志氏は、世界最大級の設備での合成メタン生成に成功したことを嬉しく思うとし、今後も設備の安全な運用に努めると語っています。この共同プロジェクトは、カーボンニュートラルを目指す動きが進む中での大きな励みとなろうとしています。

エネルギーの未来



Daigasグループは、電力の脱炭素化や水素・アンモニアの利用に向けた取り組みを続けており、2030年までに石炭・石油から天然ガスへのシフトを進め、脱炭素化に向けたトランジションを図ります。特に、e-メタンやバイオガスの導入がその大きな鍵を握ると考えています。どのようにこれが実現されるか、今後の動向から目が離せません。

大阪ガスとINPEXの試験設備の成果は、一歩一歩、持続可能な未来へと繋がっていくことでしょう。興味のある方は、是非今後の進展にも注目していただきたいです。


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