積水樹脂が新たに誕生させた「マスフィーノ」
積水樹脂株式会社は、新しい「機械式駐車場向けメッシュフェンスⅡマスフィーノ」を2025年4月に発売することを発表しました。本製品は、2024年7月に改訂された立体駐車場工業会の新基準に対応しており、安全性と機能性を兼ね備えた製品となっています。
進化した安全性と設計
新たなフェンス「マスフィーノ」は、メッシュの開口部が「20㎜x40㎜以下」と細かく設計され、手指の侵入を防ぐことが可能です。これにより、一般的な駐車場から住宅街まで、幅広い用途での安全性が向上しています。また、下部開口部はわずか「10㎜」に抑えられており、アライグマやハクビシンなどの小動物が侵入するのを防ぎます。
施工性の向上
フレームレス設計を採用したことで、製造過程におけるエネルギー使用量を削減。さらに、施工現場において支柱位置を柔軟に調整できる「自由柱タイプ」を取り入れ、作業者の身体的負担も軽減されています。施工時には、上パネルを下パネルに仮置きできる構造を採用しているため、作業の効率も向上しています。
環境と社会への貢献
「マスフィーノ」は、積水樹脂グループの「サステナビリティ貢献製品EX」に認定されています。この認定は、製品開発から使用、廃棄までの全ての段階で環境への配慮と社会課題の解決につながる基準を満たした製品に与えられるものです。そのため、環境保全に寄与しながら、社会全体に貢献する製品とされています。
基準強度に対応
設計強度においては、基準風速V₀=38m/s地域に標準対応しており、従来品との比較においても、より広範囲な地域での設置が可能となっています。この新技術により、より多くの地域で安心安全な環境を提供できるのです。
積水樹脂株式会社について
1954年に創業した積水樹脂株式会社は、公共・民間の幅広い分野で事業を展開してきました。安全・安心・環境保全に貢献するモノづくりを通じて、世界中の人々に快適な生活をサポートしており、グループスローガンである「社会の景色に、安全と心地よさを。」を体現しています。
結論
新型「機械式駐車場向けメッシュフェンスⅡマスフィーノ」は、安全性を重視しつつ環境にも配慮した設計が特徴です。これからの駐車場事情を変える製品として、注目を浴びること間違いなしです。詳細な情報は、
積水樹脂の公式サイトをご覧ください。