岡山大学の留学生が国際観光親善大使に
2025年8月4日、岡山県庁で岡山大学のサアードイエム・ウィラパッタラーさんとニヤポン・シリラットさんが「おかやま国際観光親善大使」に任命されました。この制度は、岡山県の魅力を国内外に広めるためのものです。
任命の背景
岡山大学は、国立大学法人として地域との連携を強化する取り組みを進めています。二人の留学生は、タイからの留学生として、自国に岡山の魅力を紹介する役割を担うことになりました。彼らの任期は2025年7月17日からの2年間となり、観光地や飲食店、特産品などを取材しながら岡山の情報を発信していくことが期待されています。
表敬訪問の様子
この任命にあたり、県知事の伊原木隆太氏と面会した二人は、日本語による流暢なコミュニケーションで、その意気込みを語りました。ウィラパッタラーさんは「岡山市の犬島で出会った人々やアートに感動し、タイの人々にも岡山の魅力を伝えたい」と発言しました。シリラットさんも「津山市のサクラや大学構内のキンモクセイなど、四季折々の美しさを多くの人に伝えたい」と意欲を見せました。
知事の言葉
伊原木知事は、彼らの日本語能力に感心し、今後の役割への激励の言葉を贈りました。「ぜひタイと日本の架け橋となり、岡山の魅力を広めてください」とのメッセージは、留学生たちにとって大きな励みとなったことでしょう。
パートナーシップの重要性
岡山大学は、地域社会との連携を強化し、多文化共生の実現に向けて国際交流を推進しています。留学生は地域に根ざした情報発信を行うことで、岡山の魅力を国内外に広め、地域活性化に寄与する役割を果たします。
今後、二人がどのようにして岡山の文化や観光資源を紹介していくのか、ぜひ注目してみてください。彼らの活躍によって、岡山とタイがより一層深くつながることが期待されています。