セキトオ・シゲオの新ミュージックビデオ『ザ・ワード II』公開
日本のエレクトーン奏者、セキトオ・シゲオの名曲『ザ・ワード II』の最新ミュージックビデオが、音楽プロジェクトJ-DIGSと映像制作集団OverLightShowのコラボレーションにより公開されました。このビデオは、1970年代のリキッドライト技法を基にしたアナログ手法で製作され、現代の8K高解像度映像で再構築されています。様々な視覚要素が組み合わさり、ドリーミーでサイケデリックなサウンドの質感が、映像によっても表現されています。
この楽曲『ザ・ワード II』は、エレクトーンの練習曲として誕生しましたが、今やMac DeMarcoやTravis Scottといったアーティストによって引用・サンプリングされ、国内外の新しいリスナーにも親しまれています。本ビデオでは、その魅力を見事に映し出しています。特に、映像制作を手掛けた大場雄一郎氏は「Word(ことば)とLight(ひかり)」という二つのテーマを元に、独自の宇宙の形を表現したとコメントしています。
美しい映像技術とアートの融合
セキトオ・シゲオは、1975年から77年にかけて「華麗なるエレクトーン」シリーズを日本コロムビアから発表し、その中でも特に代表的な楽曲が『ザ・ワード II』です。この楽曲は、近年になってからも新世代アーティストによって再評価され、今や幅広い音楽ファンに愛されています。
新たに公開されたMVでは、70年代のリキッドライト技法が生き生きと表現され、その鮮やかさやダイナミズムに圧倒されることでしょう。映像の中で使用されているのは、本物のリキッドライト機材で、しかも8Kでの撮影が行われています。これにより、視聴者はその息づかいを肌で感じることができます。
J-DIGSの役割とその意義
J-DIGSは、音楽の再発見や紹介を得意とするプロジェクトで、日本コロムビアが所有する貴重な音源を厳選して提供しています。ミュージックビデオの公開に伴い、11月1日にはセキトオ・シゲオの作品がリイシューとして登場します。この新しいレコードには、観る者を引き込む魔法のような魅力が詰まっています。
未来への期待
「ザ・ワード II」のミュージックビデオは、セキトオ・シゲオの音楽と映像芸術が融合した新たな一歩です。オリジナルの魅力を最大限に引き出し、視聴者に新鮮な体験を提供してくれます。これからも、音楽と映像が交わることで生まれる新しいアートが楽しみです。ぜひ、YouTubeでの視聴や、リイシュー盤の手に取って新たな発見を体験してみてください。
ミュージックビデオはこちらで見られます。
詳細な情報や映像制作の背景については、
OverLightShowの公式サイトを訪れてみてください。音楽とアートが一体となった体験を、ぜひご堪能ください。
この機会に、セキトオ・シゲオの魅力的な世界と、素晴らしい映像技術を楽しんでください。