エディオンが目指す未来の暮らし: CEATEC 2025初出展で魅せるIoT家電の進化

2025年10月14日から17日の4日間、千葉県の幕張メッセで開催される「CEATEC 2025」。この日本最大級のデジタルイノベーション総合展に、株式会社エディオンが初めて出展します。出展テーマは「B2C企業が届ける、暮らしに寄り添うスマート体験」で、エディオン製の「スマートアプリ」とIoT家電の連携による未来の暮らしの提案が行われます。

IoT家電の導入が求められる現代

近年、共働き家庭や核家族化が進む中で、効率的な家事や生活が求められています。そこで、家電とインターネットが結びついたIoT家電が新たなライフスタイルの基盤として役立つと注目されています。しかし、日本のIoT家電の普及率はわずか13%にとどまり、これが設定の難しさや複数メーカー間の操作煩雑さによるものであることも否めません。エディオンは、この技術的なボトルネックを解消すべく、新たなアプローチを試みています。

エディオンが提案するスマートライフ

エディオンは、ただIoT家電を販売するだけでなく、お客様がその利点を全うできるように「使い方の提案」と「プラットフォームの提供」に力を入れています。これが会社のコーポレートメッセージ「買って安心ずっと満足」としっかり結びついています。店舗、アプリ、サービスの三位一体でデータを活用する取り組みにより、『いま、何が必要か』をお客様と共に見つめ続ける姿勢を築き上げています。

エディオンスマートアプリの機能

その中でも特に注目されるのが、2025年4月にリリースされた「エディオンスマートアプリ」です。このアプリは、ECHONET Lite Web APIを採用しており、複数のメーカーの家電を一元管理できるマルチベンダー対応です。「便利」「安心」「まとまる」をコンセプトにしたアプリは、外出先から家電を遠隔操作したり、保証残や修理依頼を行うことができる機能を備えています。また、エディオンの自社ブランド「e angle」からリリース予定のIoT対応全自動洗濯機「ANG-WM-D80-W」を参考展示し、来場者に実際に体験してもらう機会も設けています。

インタビューから見えるエディオンの挑戦

展示会でのインタビューにおいて、エディオンの執行役員安倍寛氏は、「共創し未来を描く」とのテーマに共感した理由を述べています。また、家電販売に留まらず、高齢化社会に向けた取り組みや、社会サービスとの連携を強調しました。このように、エディオンは新しい計画的な施策を通じてIoTの普及率を上げ、持続可能な社会に寄与することを目指しています。お客様が安心して生活できる家電の提供はもちろんのこと、日常の利便性を高めるための提案を行い続けます。

未来の社会への貢献

「エディオンスマートアプリ」は、単なる家電操作ツールでなく、防災情報や高齢者の見守りにも活用される予定です。アプリを通じて日常の状況を把握し、必要な情報をリアルタイムで受け取ることができる仕組みが整いつつあります。エディオンは「生活の質を向上させる」ことを目指し、未来に向けたイノベーションに挑戦し続けます。