次世代リーダーたち
2025-12-30 23:28:26

岡山大学生が次世代リーダー・グローバル・サミットに参加

2025年11月、ドイツ・ミュンヘンで行われる「次世代リーダー・グローバル・サミット One Young World(OYW)」に参加する岡山大学の学生たちが、日本を代表する意義深い役割を任されています。国立大学法人岡山大学からは、出身のNazyra Tachiara Azlaさん(グローバル・ディスカバリー・プログラム4年)と、医学部医学科5年の石川愛萌さんが日本代表として選ばれました。さらに、岡山県立岡山一宮高等学校3年生の片山桂太さんも岡山県代表として参加することとなりました。これにより、挙げられた学生たちは国際舞台で経験を積むと同時に、自らの視野を広げる貴重な機会が与えられました。岡山大学は、2015年以降OYWの公式パートナーとして参加しており、これまでに多くの学生を送り出してきた実績があります。

このサミットでは、世界196カ国以上から約2,200名の若手リーダーが集まり、Circular Economy(循環型経済)、Anti-Hate(反ヘイト)、Responsible Tech(責任ある技術利用)、Education(教育)、Peace & Security(平和と安全)という5つの主要テーマを基に多様な議論が行われました。

オープニングセレモニーは、ミュンヘンの象徴的なOlympiahalleで開催されました。ここでは、地元アーティストのパフォーマンスや各国の代表者によるフラッグセレモニーなど、多様な文化が融合した華やかな場面が広がりました。特に、ヨルダン王室のラーニア・アル=アブドゥッラー王妃が参加し、若い世代がより良い未来を築くための行動の重要性について力強いメッセージを発信しました。

続く4日には、ICM Messe Münchenで「第二次世界大戦終結から80年」についてのセッションが行われました。このセッションには、ノーベル平和賞受賞者でもある田中重光氏が登壇し、自身の被爆体験をもとに核兵器廃絶の必要性を訴えました。これにより、参加した若手リーダーたちは深い考察を促されました。

Azlaさんと石川さんは、討論やワークショップを通じて、同世代の意見交換を行いました。このような取り組みによって、彼女たちは国際的な視野を広げ、新たな人的ネットワークを築くことができました。それにより、今後のキャリアや学びに生かせる技術や知識を得ることが期待されています。

次回のOYWサミットは2026年11月に南アフリカのケープタウンで開催される予定です。岡山大学は、地域の中核大学として引き続き、学生たちが国際的な舞台で活躍する機会を提供し、地域社会の発展にも貢献していく姿勢を貫いていきます。このようにして、次世代リーダーを育成する岡山大学に、今後の取り組みに期待が寄せられています。


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