音楽配信の新たな扉を開く「narasu」と「雨衣」
音楽配信代行サービス「narasu」は、アンコロール株式会社が提供するキャラクター「雨衣」とのコラボレーションを発表しました。この新たな取り組みにより、音楽アーティストは「雨衣」を利用した楽曲を、より簡単に配信できるようになります。
VTuber「雨衣」の魅力
「雨衣」は、イラストレーター兼VTuberのしぐれういがデザインしたキャラクターであり、透明感のあるかわいい歌声を持つバーチャルシンガーです。彼女の歌声は癖が少なく、幅広いジャンルの楽曲に対応できるため、多様な音楽スタイルを求めるアーティストにとって理想的な選択肢となります。
今回のコラボレーションにより、合計109種類のボイスバンクおよびキャラクターが「narasu」で利用可能となり、利用者は手軽にオリジナル楽曲を配信することができます。特徴的なのは、キャラクター名や二次創作デザインを用いた楽曲の配信が許可されている点です。これにより、より多様なクリエイティブな作品が産まれることが期待されます。
詳細なボイスバンクやキャラクターの情報については、公式ページをご覧ください。
「narasu」公式ページ
«narasu»とは
「narasu」は、SpotifyやApple Musicといった音楽配信ストアへ楽曲を登録する代行サービスです。プロのアーティストだけでなく、アマチュアでも利用できるこのサービスは、自身の音楽を簡単に広める手助けをしています。音楽を愛するすべての人々に、作品を世界へ届ける機会を提供しています。
料金プラン
「narasu」では、利用者の活動スタイルに応じて柔軟に選べる2種類の料金プランを用意しています。
1.
サブスクプラン: 月額1100円で、定額で楽曲配信が可能。
2.
1回払いきりプラン: シングルの場合2860円、アルバム(2曲以上)の場合5500円で支払い。こちらは更新料が不要で、楽曲配信を気軽に始めたい方に適しています。
さらに、YouTubeで自身の楽曲が使用された際に収益化を図る「YouTubeマネタイズサービス」や、著作権登録が可能な「著作権管理サービス」も提供。これにより、アーティストは幅広い収益化の選択肢を持つことができ、安心して作品を発表することができます。
今後の展開
「narasu」は今後も多くの音声合成ソフトやボイスバンクへの対応を予定しており、さらなる機能追加が期待されます。特に、インディーズアーティストへの支援に力を入れており、音楽クリエイターたちにとってのサポート体制を強化していく方針です。
株式会社ローディアム
「narasu」の運営元である株式会社ローディアムは、2005年に設立され、デザインからシステム開発、音楽配信事業に至るまで多岐にわたる事業を展開しています。2020年には国内初のサブスク型音楽配信代行サービスをスタートし、音楽業界でのDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進しています。
また、2024年には音楽を学ぶ学生向けに支援サービス「narasuMate」を全国展開し、2025年には若手アーティストを育成する音楽レーベル「Bluespike Labels」の立ち上げも予定されています。
おわりに
「narasu」と「雨衣」という新しい組み合わせは、音楽配信にさらなる活力を与えるものと期待されています。特に、VTuberやキャラクターを活用したコンテンツが今後どのように展開されるか、楽しみでなりません。音楽を通じて新たな発見と感動を求めて、ぜひ「narasu」を利用してみてはいかがでしょうか。