地域の魅力が音楽で響く!『KOGANEI MUSIC JAM 2025』
2025年11月29日、小金井宮地楽器ホールにて、待望の音楽フェス『KOGANEI MUSIC JAM 2025』が開催されました。このフェスは、小金井市後援のもと、地元出身のアーティストや小金井市にゆかりのあるミュージシャンが一堂に会し、多様な音楽を楽しむことができるイベントです。その目的は、音楽を通じて小金井市の魅力を広く伝えることにあります。
学生の参加で生まれた合作
この音楽フェスには、総合学院テクノスカレッジの学生たちが重要な役割を果たしました。コンサート・イベント科、映像メディア学科、音響芸術科などのエンタメ系学科のほか、接客サービスを専門に学ぶホテル科や観光・サービス科の学生も参加。彼らは、ホールの外に設置されたホワイエを彩るブース企画や、来場者との交流を実現する“共鳴空間”の創出などに取り組みました。このように、学生たちが持てる才能や創造性を発揮できるフィールドを提供することで、キャリア形成への実践の場ともなりました。
音楽と共鳴する地域の魅力
『KOGANEI MUSIC JAM 2025』の実施内容は多岐にわたります。まず、ミュージック科の学生たちがホワイエで流れるBGMを制作。彼らは、フェスをイメージしたオリジナル作品を手がけ、来場者に心地よい音楽空間を提供しました。
次に、音響芸術科の学生はホワイエ内に特設されるステージの音響を担当。地元アーティストによるミニライブを設営し、心に響く音を届けました。また、来場者参加型のメッセージボードを企画したコンサート・イベント科と映像メディア学科は、地域とのつながりを強調する重要な役割を果たしました。来場者の“夢”を掲げるこのメッセージボードは、フェスのテーマである「地域と未来をつなぐフェス」を象徴するものとなりました。
さらに、デザイン科はフェスの雰囲気を体現するフライヤーを制作し、観光・ツーリズム科は小金井市の歴史や文化を紹介するパネルを展示。ここでは地元の散策ルートやグルメスポットも伝え、訪れる人々に地域の魅力を存分に感じてもらいました。
オリジナルカクテルでおもてなし
最後に、ホテル科の学生たちは、会場外の広場に設置されたドリンク提供コーナーでオリジナルのノンアルコールカクテルを提供しました。フェスのPRも兼ねたこのコーナーでは、参加者に対する温かなおもてなしが印象的でした。
総合学院テクノスカレッジの魅力
総合学院テクノスカレッジは、1959年に設立された教育機関で、エンタメや観光、ホテルなどさまざまな分野の専門知識を持つ学生を育成しています。学内は、社会の縮図とも言える設備が整っており、学生同士の横のつながりを大切にしながら学べる環境です。グローバルな視野を持つための交流プログラムもあり、様々な人とのネットワークを築く機会が豊富です。
これらの取り組みを通じて、学生たちは自らの専門分野にとどまらず、多角的にスキルを磨くことができるのです。『KOGANEI MUSIC JAM 2025』では、彼らの情熱がしっかりと表現され、小金井市の音楽文化と地域活性化に大きく寄与しています。
音楽と地域の魅力が一体となった『KOGANEI MUSIC JAM 2025』は、これからも音楽を愛する人々や地域住民にとって、忘れられない思い出となることでしょう。