企業の新たな価値を可視化する「Symboling」とは？

新たな企業価値を築く「Symboling」の紹介

株式会社crack（東京都中央区）は、12月10日に自社のアートブランディング事業の新しい名称「Symboling（シンボリング）」を発表しました。「Symboling」は、企業が持つ理念や社会的価値を可視化し、独自の象徴を創り出すプロセスを指しています。

企業の魅力発見を探る「Symboling」

crack株式会社は、過去2年間にわたってアートを用いたブランディング事業を展開し、多くの企業の魅力を発掘してきました。この過程で、企業が持つ価値を一瞬で伝えられる「シンボル」を創り出すことが最も重要だと認識するようになりました。今後は、「Symboling」という新たなネーミングの下で、そのプロセスを進化させ、企業の潜在価値を引き出すことを目指します。

「Symboling」のプロセスとは？

Symbolingは、以下の4つのステップで進行します。
1. 社会的価値を可視化する魅力調査の実施：独自調査を通じ、企業の魅力を掘り下げ、対象となる社員や顧客の声を拾い上げます。
2. 企業の“らしさ”を言語化したレポートを作成：調査結果を100ページ程度のレポートにまとめ、客観的な魅力を理解できる基盤を提供します。
3. 報告会の実施：調査結果を社内で共有し、自社への理解や誇りを深める場を設けます。
4. アート・音楽を用いてシンボルを創出：提携するアーティストと共に、企業のシンボルとなるアートや音楽を制作し、視覚的な象徴として成立させます。

このプロセスを通じて、社員は自社の強みや魅力にさらに気づき、自信を持つことができるようになるのです。

自社を自慢できない企業の現実

crackがサービスの提供を続けてきた中で、多くの企業では社員が自社の良さを言語化することが難しいという現象が見られました。企業に入社する理由がありながらも、実際には「自社のことを誇れるのか？」という疑問を持つ方が多いようです。自社を自慢できる文化を築くためには、域外の視点からの支援が必要です。

Symboling導入のメリット

社員が企業に自信を持ち、誇りを持って自社を語れるようになることは、企業成長にも寄与します。Symbolingを通じて、企業に対する自社肯定感を高めることができ、魅力的な職場環境を築く手助けをします。

これにより、社員は自然と会社の魅力を伝えることができ、顧客や新たな採用候補者からの注目を集めやすくなります。