テーマパークへの距離感を探る
アイブリッジ株式会社が運営する「Rank+」が行った調査によると、全国の20歳から59歳の男女1,000人を対象に、テーマパークへの関心や距離感が世代や性別によって大きく異なることが明らかになりました。特に、参加者の3分の2が過去に東京ディズニーランドを訪れているのにも関わらず、行ったことのない層からは94.1%が「行きたいと思わない」との結果が出ています。このデータは、知名度の高いランドと、無関心層とのギャップの存在を示しています。
調査の主なポイント
1. 東京ディズニーランドの圧倒的存在感
調査データを元にすると、テーマパーク経験者の68.1%が東京ディズニーランドを選んでおり、その中でも32.5%が「最もよかった」と満足度を示しています。対照的に、ディズニー未経験者の大半は特に興味を示さず、テーマパーク業界のダイナミクスの一端が見えます。
2. ジブリパークが持つ憧れ
次に注目したいのがジブリパークです。「いつか訪れたいテーマパーク」に選ばれた数は146票とトップに立ちました。ただし、実際に行った経験者がわずか46人であることから、その期待感が如何に大きいかが伺えます。特に、女性からの支持が厚く、30代女性の中で特に関心を持つ人が多いとの結果もあり、心に強く響く存在となっています。
3. USJの強さ
USJについては、興味深い調査結果が得られました。「最も行ってよかった」と感じた121人のうち、半数近くが東京ディズニーランドやシーを経験したうえでUSJを選んでいます。こうしたデータは、関東の伝統的な2大テーマパークを制覇した上での選択がなされていることを示しています。
USJは体験するだけでなく、未経験者にも関心を抱かせる魅力を有しているようです。
4. 男女で異なる楽しみ方
男女別に見ると、女性は「世界観や街並みの美しさ」や「キャラクターの体験」に重きを置いています。一方、男性は「アトラクション」を重視し、性別で楽しみ方が異なる傾向が明らかになりました。
また、「行ってみたいテーマパーク」に関しても明確に分かれ、男性は動物系やモータースポーツ系に惹かれる傾向があり、女性は癒しや感動を求める施設を選ぶ結果が出ています。
5. 世代別の距離感
最後に、世代別に見ると20代は「直近1年以内」にテーマパークに行った人が16.4%しかおらず、逆に「10年以上前」が同様に16.4%という結果が混在しています。これに対し、30代から50代の人々は新たな体験を求める姿勢が強く、ファミリー層としての利用形態も明らかになりました。
結論
この調査が示すように、テーマパークは世代や性別によって異なる顔を持つ複雑な存在であることがわかりました。人々のライフスタイルが変化する中で、地域の娯楽や思い出を今後も大切にしていくことが求められるでしょう。今後のテーマパークの魅力を引き出すためには、こうしたデータを基にした新たな広がりが期待されます。さらに、SNSや動画コンテンツと連携し、多くの人々に向けたプロモーション活動が重要となるでしょう。