大阪の医療教育に新たな連携！2つの大学が協定を締結

大阪の医療教育に新たな連携が誕生

2024年12月24日、学校法人OCCと森ノ宮医療学園、さらにその傘下にある森ノ宮医療大学が、教育研究の強化を目的とした包括的連携協定を結びました。これにより、両者の協力関係が一層深まることが期待されています。

調印式の様子

この協定の調印式には、OCCの根岸正州理事長、森ノ宮医療学園の清水尚道理事長、そして森ノ宮医療大学の青木元邦学長が出席し、正式に協定書に署名が行われました。この日のイベントは、両校の関係者にとって特別な意味を持つ出来事として位置づけられたようです。

協定の内容

協定に盛り込まれた主な内容は、次の通りです：
1. ヘルスケアおよび教育テック分野における共同の教育と研究の推進。
2. グローバルな研究・教育・交流の振興。
3. 学生および教職員間の交流。
4. 施設および設備の相互利用。
5. その他、前述の目的に沿った取り組み。

これらの点により、双方の大学はその研究と教育の質を向上させていく方針です。

これまでの関係と今後の展望

実は、OCCと森ノ宮医療学園との関係は、2023年の秋に始まっています。同年、森ノ宮医療学園で運営されていた「ウェルランゲージスクール」の日本語学科及び介護福祉学科がOCCに事業継承され、これを機に両法人の協力体制がスタートしました。

2024年春までに、OCCが運営する大阪キリスト教短期大学において、「日本語別科」と「介護福祉別科」が設置される計画が進行中です。これにより、新たな授業内容や教育プログラムが提供されることが見込まれ、学生にとっても魅力的な選択肢の増加が期待されます。

医療分野の発展に向けて

この協定締結により、両大学は互いの優れた教育システムや研究施設を活用し、学生および教職員の新たな交流の場を提供することとなります。このような環境は、医療分野における専門的なスキルを持った人材の育成につながるでしょう。

また、グローバルでの教育機会を創出することによって、医療業界全体の国際競争力を高めることを狙っています。今後の展開に注目が集まります。