ダスキンが導入した新たな顧客対応方針
株式会社ダスキン(本社:大阪府吹田市、社長:大久保 裕行)は、4月1日より独自の「カスタマーハラスメント対応方針」を施行しました。この新方針は、顧客との関わりにおいて、従業員が安全かつ快適に働ける環境を確保することを目的としています。創業以来掲げてきた理念、「喜びのタネまき」を実現するためには、全ての従業者が安心して業務に専念できることが必須だと考えています。
カスタマーハラスメントとは?
カスタマーハラスメントとは、顧客や取引先からの要求が常識を超えた不当な態様で、従業員の業務遂行や人格を侵害する行為を指します。具体的には、身体的または精神的な攻撃、SNSにおける誹謗中傷、過剰な要求、長電話や居座りなどの不当拘束、さらには他の顧客に対する迷惑行為などが挙げられます。
新方針の目的と重要性
この方針は、全てのダスキン関連企業に適用されます。フランチャイズチェーンや業務委託先など、広範囲にわたる従業者の安全を守ることで、従業員が不安を抱えることなく、顧客へのサービスに努められる体制を築くことを目指しています。ダスキンは、その理念を通じてお客様に「やさしさ」と「喜び」を届けることを使命としています。
カスタマーハラスメントにどのように対処するか
カスタマーハラスメントが確認された場合、ダスキンは迅速に対応を進めます。具体的には、必要に応じてサービスの中止や取引停止を行い、顧客の要求を受け入れない方針を取ります。また、状況に応じて警察や法律専門家と連携し、毅然とした対応を実施していきます。これは、従業者の尊厳を守るための重要な措置であり、ダスキンが顧客サービスを続けるための責任とも言えます。
今後の取り組み
今後、ダスキンはこの取り組みを強化していくと共に、従業者個々の意見を反映させながら、より良い労働環境の整備に努めていきます。また、カスタマーハラスメントの認識を広めるための研修なども実施し、顧客との信頼関係を深めつつも、従業員が安心して働ける職場づくりを目指します。
ダスキンの新たな方針は、単なるサービス提供者ではなく、従業員を大切にし、持続可能な企業活動を通じて社会に貢献する姿勢を示すものとして、多くの企業にも影響を与えることでしょう。今後の展開にも注目です。