高輪に新たなコミュニティ拠点「NEUK shirokanetakanawa」2025年4月開業

高輪地区に新たな風を呼ぶ「NEUK shirokanetakanawa」

2025年4月、東京都港区高輪にオープンする複合型施設「NEUK shirokanetakanawa（ヌーク白金高輪）」は、これまでのシェアハウスをリノベーションして生まれ変わります。運営は、都心部において数多くのクリエイティブオフィスを手掛けてきた株式会社リアルゲイト。新たな施設は、カフェやショップ、オフィスが一体となり、地域住民とともに成長することを目指しています。

施設の魅力

オープンに際し、まず注目なのは「NEUK shirokanetakanawa」のコンセプト。"Attachment."をテーマにしたこの施設では、訪れる人々がコーヒーを楽しみながら、自然とコミュニケーションを広げていける場所を提供します。さまざまな趣味をもつ人々が集まり、地域のコミュニティを活性化させるハブとしての機能が期待されています。

1階のカフェ「KAIKOU COFFEE」

1階には、おしゃれなカフェ「KAIKOU COFFEE」がオープンします。広島のロースタリー「BREATH HIROSHIMA」から仕入れたこだわりのコーヒー豆を用いたドリンクや、香り高いパンが揃います。カフェは地域住民の憩いの場となり、入居者向けにイベントも開催される予定です。例えば、定期的なラテアートセミナーなどを通じて、地域とのつながりを強化します。

ショップ区画と共用オフィスラウンジ

また、カフェに隣接するショップ区画は、物販やショールームとしての使用が可能。ブックショップやライフスタイル関連の店舗など、多様な業種が集まります。この場所は地域の人々と密接に繋がる場とすることで、新たなカルチャーの発信地にもなります。

さらに、共用のオフィスラウンジは緑に囲まれた設計となっており、カフェのコーヒーを楽しみながら仕事ができる快適な環境を提供します。静かで落ち着いた空間で、仕事の合間にリフレッシュすることもできます。デザインは、話題の施設を手掛ける「CLOCK」社によるもので、ナチュラルモダンな雰囲気が漂います。

進化する地域の景観

今回のプロジェクトでは、旧シェアハウスの廃材をリサイクルしたファーニチャーやアートワークも特徴的です。アートスタジオ「NULL」が手掛ける作品は、地域の歴史を背景にしたデザインで、訪れる誰もが楽しめる空間を生み出します。これにより、旧シェアハウスの歴史を新たな文化として再生させることを目指しています。