推し活の実態
2025-11-28 08:36:27

20代の約半数が推し活経験あり!全国調査から見る若者文化の新潮流

推し活の潮流、20代を中心に広がる



最近、「推し活」という言葉を耳にすることが増えています。アイドルやアーティスト、アニメキャラクター。そして、SNSの普及に伴い、リアルとオンラインの活動の垣根がなくなり、推しを応援する方法が多様化しています。2025年6月、株式会社フォーイットが実施した全国アンケートでは、4,000人の20代から60代までの男女に「推し活をしていますか?」と問いかけました。

調査結果の概要



この調査では、推し活をしていると答えた人は23.8%。「していたが卒業した」との回答が6.2%、そして「していない」が70%という結果でした。このデータから、約3人に1人が推し活を経験していることが分かりました。特別な趣味として捉えられていた推し活が、日常の一部になっていることが見て取れます。

特に目を引くのは女性の推し活率です。調査によると、男性が20.7%に対し、女性は27.0%と高い割合を示しています。この現象は、近年のコンテンツ市場が女性をターゲットにしたアイドルやミュージカル、女性向け漫画、アニメ、ゲームに注力しているためかもしれません。

20代の推し活率が特に高い



年代別でみると、特に20代の推し活経験率が49.8%と、ほぼ半数に達しています。一方で、40代以降は30%を切り、世代間で意識に差があることが伺えます。デジタルネイティブ世代の20代は、SNSを駆使して推しの情報やファンコミュニティにアクセスするのが容易です。TikTokやInstagramなどのプラットフォームが、彼らの推し活を支える大きな要因となっています。

未婚者の推し活率の高さ



未婚者と既婚者を分けて見ると、「推し活をしている」と答えた人の割合は、未婚者が27.6%、既婚者は19.2%という結果でした。推し活には時間とお金が必要ですが、結婚後はライフイベントによって趣味や娯楽に使えるリソースが限られることが多いため、未婚者が高い割合を示しています。

心理的な効果



今回の調査結果から、推し活は特定の趣味層に留まらず、社会全体の約3割が経験している日常的な活動であることが分かりました。特に、SNSを活用した20代の若者、コンテンツの主なターゲットである女性、時間とお金を自由に使いやすい未婚者において推し活が顕著です。

さらに、推し活は日々のストレスを和らげ、前向きな気持ちを育む効果もあることが指摘されています。多忙な現代社会において、推し活は心身の健康をサポートし、生活を豊かにする手段としてますます広がっていくと期待されます。

推し活、あなたはどのように楽しんでいますか?


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

関連リンク

サードペディア百科事典: 推し活 20代 女性

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。