医療機器の規格改定セミナーについて
医療機器の安全性や性能を確保するため、日本では厳格な法規制が求められています。その中でも重要な役割を果たすのが、一般財団法人日本品質保証機構(JQA)が主催するセミナーです。特に、2025年8月22日(金)に大阪のおおさかATCグリーンエコプラザで行われる『医療機器の規格改定セミナー ~JIS規格の変更点~』は、医療機器の開発や管理に関わる方々にとって貴重な情報を得るチャンスです。
セミナーの基本情報
この無料セミナーは、2025年8月22日(金)13:30から16:30まで、対面形式で実施されます。定員は60名で、申し込みは先着順です。特に医用電気機器に関しては、新たなJIS規格が2023年に発効しており、参加者にはその最新情報が提供されます。
重要な内容の解説
本セミナーでは、JIS T 0601-1:2017からJIS T 0601-1:2023への移行にあたる重要な変更点、また、JIS T 0601-1-2:2018からJIS T 0601-1-2:2023への主な改訂について詳しく解説します。特に、医療機器が安全で効果的に使用されるために必要な電気的安全試験やEMC試験の新たな基準にどう対応していくかが焦点になります。
加えて、参照規格であるJIS T 60601-1-8:2023に関する変更点についても説明が予定されています。これにより、アラームシステムに関する要求事項や試験方法がどのように進化したかを知ることができます。医療機器に携わる方々には、見逃せない重要な情報が満載です。
対象者と参加理由
このセミナーは、医用電気機器の開発に従事している方や、国内外の規制・安全規格の管理を行っている方を主な対象としています。また、新しく改訂されたJIS規格への対応に難しさを感じている方にも最適です。セミナー中には質疑応答の時間も設けられていますので、疑問点を専門家に直接尋ねる良い機会にもなります。
会場の詳細と申し込み方法
セミナーはおおさかATCグリーンエコプラザのセミナールームで行われます。交通アクセスが良く、参加しやすい立地です。参加を希望される方は、主催のJQAのホームページから事前申し込みが必要ですので、早めの登録をおすすめします。
ただし、同業者やコンサルタントの方々のお申し込みはご遠慮いただいておりますので、ご注意ください。一定の規模のセミナーではありますが、満席になることも予想されますので、参加予定の方はお早めに。
最後に、自然災害等の不可抗力による中止の可能性もあるため、開催日が近づきましたら最新情報を確認するようにしましょう。受講証明書の発行は行われませんので、その点もご理解ください。
まとめ
医療機器の規格改定は、医療業界全体にとって非常に重要なテーマです。2025年8月のセミナーを通じて、最新の情報をキャッチし、業務への適用を検討する良い機会です。参加を希望される方は、ぜひお早めにお申し込みへ。
医療機器業界の皆さん、この貴重な情報セミナーをお見逃しなく!