貴金属査定の実態調査で浮き彫りになった店舗間の査定価格の差とは?
2026年6月、貴金属・ジュエリーの一括査定サービス「ゴールドドクター」本社のある大阪府大阪市で、実際の買取店を利用した覆面調査が行われました。この調査は、一般消費者が貴金属を売却する際に遭遇する可能性のある買取価格の実態を明らかにすることを目的としていました。
調査の概要
この調査は、大阪のみならず東京都や神奈川県の9つの買取店を対象に行われ、調査員は貴金属に関する知識を持たず、査定時にも「金かメッキか分からない」といった条件下で査定を依頼しました。評価対象商品は、K18/P900 ダイヤモンドリング、K18 メレダイヤリング、K18ネックレスの4点。調査結果からは、査定額に驚くべき差があることが明らかになりました。
どのような査定額が出たのか
調査結果によると、最高査定額は554,931円であり、逆に最低査定額は200,000円。店舗間でも最大で354,931円もの差が生じ、査定時間についても最短5分から最長90分まで様々でした。例えば、ゴールドドクターではたった5分で高額査定を提示されましたが、最も長い査定を行った店では90分もかかり、その額は最低となりました。
査定額の詳細
- - ゴールドドクター:554,931円
- - 買取店A:510,000円
- - 買取店B:491,000円
- - 買取店C:470,000円
- - 買取店D:467,000円
- - 買取店E:438,421円
- - 買取店F:370,000円
- - 買取店G:359,126円
- - 買取店H:200,000円
査定時間の詳細
- - ゴールドドクター:5分
- - 買取店A:20分
- - 買取店B:10分
- - 買取店C:15分
- - 買取店D:8分
- - 買取店E:30分
- - 買取店F:50分
- - 買取店G:20分
- - 買取店H:90分
店舗ごとの差
査定額の差だけでなく、各店舗の査定方法や接客品質にも大きな違いが見られました。例えば、素材判断においては金属の反応評価が異なる店舗がありました。一部の店舗では「ペンダント部分に金の反応がない」と説明されたのに対し、他の店舗では「K18として問題ない」との説明がありました。また、ダイヤモンドの評価でも、一部店舗は全ての石をダイヤモンドとして評価したのに対し、別の店舗は反応がないと回答することもありました。これにより、消費者は何を信じれば良いのか分からないという不安を抱く結果に繋がっています。
高価買取を実現するゴールドドクターの理由
ゴールドドクターが高値で買い取れる理由は、貴金属を自社で購入し販売するのではなく、複数の商社や精錬会社に見積もりを依頼し、最も高い価格を消費者に提示する仕組みです。このプロセスにより、価格の透明性が確保され、より高い査定額を実現しています。
消費者へのアドバイス
今回の調査から、貴金属やジュエリーを売却する際には、複数の店舗で査定を受け、査定理由を確認することが重要であるとわかります。また、査定額だけでなく、査定プロセスの透明性も意識する必要があるでしょう。ゴールドドクターは今後も調査を継続し、貴金属買取業界の透明化に貢献していく方針です。
【調査主体】
ゴールドドクター(株式会社App BASE)
公式サイト
【調査の詳細データや店舗での査定内容については、特設レポートをご覧ください。】
特設レポート