タイのウェルネスフェス「Wonderfruit 2025」に出展するアート作品

2025年12月、タイのパタヤで開催される「Wonderfruit 2025」にて、株式会社TeaRoomが新たな茶室アートを発表します。その名も「Microtopia by TeaRoom Art Collective」。この作品は、茶の湯の思想を基にしたウェルネスの一環として常設展示されることが決まりました。

Wonderfruit 2025の概要

「Wonderfruit」は、音楽やアート、ライフスタイル、自然をテーマにした大規模な野外音楽・ウェルネスイベントです。2025年の開催日は12月11日から15日までの5日間で、会場は「The Fields at Siam Country Club」。詳細情報は公式ウェブサイト（Wonderfruit 公式サイト）で確認できます。

TeaRoomのウェルネス事業

TeaRoomは、昨年の「Wonderfruit 2024」への参加を経て、ウェルネス領域における事業展開を加速しています。急成長するアジア周辺地域を視野に入れ、茶室や日本の伝統文化に基づいた空間をプロデュースしているのです。特に、2024年にアートフェア「SCOPE MIAMI BEACH」でのインスタレーションアートが好評を博したことが評価され、今回の出展に繋がりました。

「Microtopia」について

「Microtopia」は、日本とタイの文化が交錯する場所です。茶の静けさや伝統が、人々の遊びや音と融合し、対立ではなく共存を目指す空間となっています。このプロジェクトは、TeaRoomの哲学「分けずに定義するのではなく、茶を分かち合う行為を通して深める」を実現しています。設計を手掛けるのは、創造的なエクスペリエンスを追求する「rivvon inc.」。

また、この茶室は装飾だけではなく、実際に茶道体験を提供することができるスペースとして、来場者との交流の場を設けます。茶の香りが漂う中で、リラックスしたひとときを過ごせることを目的としています。

TeaRoomの今後の展望

今後、TeaRoomは日本文化の価値を向上させるために、ウェルネス関連の空間や体験の創造に力を入れる予定です。ラグジュアリーホテルやウェルネス施設の設計を進めることで、地域文化の普及を図ります。

最近では、祖業である日本茶の生産・販売に加え、それを基にした新たな文化交流の創出も行っています。国際的な展開を視野に入れ、日本文化の価値向上に努める姿勢は今後も変わりません。

結論

「Microtopia by TeaRoom Art Collective」は、ただのアートではなく、日本の茶道や文化を体感する場として、訪れる人々に新しい視点を提供します。Wonderfruitという国際的な舞台でこれが実現されることは、地域文化の重要性や、ウェルネスの新たな形を示す試みとも言えるでしょう。

興味のある方は、ぜひ2025年の「Wonderfruit」に足を運んでみてください。運営チームは、より多くの人々と共にこの体験を分かち合えることを楽しみにしています。