ブラジル音楽の新たな息吹
2025-08-19 21:56:23

ブラジル音楽の新たな息吹!フローラ・プリムとアイアート・モレイラのコラボシングル発表

ブラジル音楽の新たな息吹!フローラ・プリムとアイアート・モレイラのコラボシングル発表



2023年8月29日、ブラジルの音楽シーンにおいて注目を集めるシンガー、フローラ・プリムとパーカッションの名手、アイアート・モレイラによるシングル「Aqui, Oh!」がリリースされる。このシングルは、セアラ州フォルタレーザに位置するジャスミン·ミュージック·スタジオで生まれたもので、彼らの音楽的な協力の成果となっている。

シングル「Aqui, Oh!」は、トニーニョ·オルタとフェルナンド·ブラントによる楽曲で「ここだよ!」という意を持つ。このリリースは、二人のアーティストがどのように新たな音楽の形を探求しているかを示す第一歩であり、今後2026年には、フローラとアイアートの共同アルバムも予定されている。

プロデューサーのヒカルド·バセラールは、ジャン・トブ・アズライ監督によるドキュメンタリー制作を通じてこの二人との出会いを果たし、その後、フローラとアイアートのアルバム制作へと話が進展した。バセラールは、「これまでフローラとアイアートの音楽に魅了され続けてきました。彼らと共にアルバムを制作できることになり嬉しく思います」と語る。

前作である『If You Will』から15年の時を経ての新たな作品という位置付けになる今回のシングル。「制作の段階では、フローラと私で主なボーカルを分け合い、アイアートは打楽器の演奏とボーカルも担当しました」とヒカルドは話す。二人の特徴的なスタイルは、ブラジルらしさが響き渡る中にも、新たな挑戦を求める姿勢が見える。

アイアートは、レコーディングについて「音が思っていたものとは違ったが、全てが順調で温かい雰囲気の中で行われた」と回想する。フローラは、ジャスミン·スタジオでの経験を「忘れがたいもの」と称し、ヒカルドから得た学びも大きかったとし、選曲からプロデュースまでを通じて、彼との関わりがいかに重要であったかを強調している。

また、このシングルのリリースに合わせて、彼らのレコーディング過程がジョン·トブ·アズライによるドキュメンタリーとして記録されており、アートと音楽の結びつきを深く掘り下げた内容が期待されている。バセラールは今後も、芸術的かつ歴史的な音楽ドキュメンタリーの制作を進めていく意向を持っている。

さらに、フローラとアイアートは、過去60年にわたる音楽と人生のパートナーであり、アメリカで築いた多彩なキャリアにおいても互いに支え合ってきた。共に活動する中で生まれた絆は新たな作品にどのように反映されるか、興味深いところです。フローラは歌手としての成功を収めており、アイアートは「現代パーカッションの父」と称されるほどの実力派。彼らの作品には、確固たる音楽的信念が醸し出されています。

最後に、彼らの新しいシングルは、Spotify、Apple Music、Tidalなど様々な音楽プラットフォームで配信される予定であり、気軽に聴くことができる。また、プロモーション動画もYouTubeで公開されており、視覚的にも楽しめる内容となっている。

音楽の未来を感じさせるこのプロジェクトは、ブラジル音楽のみならず、世界中の音楽愛好者にとっても注目に値するものであり、今後の展開がとても楽しみだ。


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