三生医薬が健康食品OEM市場に革新をもたらす
健康食品やサプリメントの受託開発製造を手掛ける三生医薬株式会社(静岡県富士市)が、業界の常識を覆す新たなサービスを2つ発表しました。これまで健康食品市場では、スピード、差別化、そして制度対応が企業にとって大きな課題でしたが、三生医薬はそれらを一気に解決する新しいアプローチを導入します。
1. 専門家チームによるオーダーメイド型支援
従来のOEM取引は、「伝言ゲーム型」と呼ばれ、営業担当者が唯一の窓口となり、社内各部門に情報を伝達する方法が主流でした。これでは情報の断片化やスピードの限界が問題となっていました。
三生医薬はこの問題を解消するため、既存の仕組みを一新し、顧客ごとに企画、開発、品質管理などの専門家チームを編成しました。これにより、アイデアの段階から商品を上市まで一貫して伴走し、顧客の期待を上回る提案を実現します。この新しい支援体制により、スピードと差別化、制度対応力の向上が図られます。
2. 業界初のサブスク型機能性表示食品サポート
機能性表示食品制度は、消費者庁からの要求や法律の変更が進み、年々複雑化しています。特に2025年以降は、新たな自己点検義務などの影響で、企業の対応が求められます。三生医薬はこの変化に対応するため、届出準備から受理後のフォローまでを全面的にサポートする「サブスク型」の機能性表示食品サポートを導入しました。
このサービスは、届出前の制度解説、届出時の消費者庁データベース操作サポート、そして変更届出や行政指摘への対応までを含む内容です。他社製造品も対象となり、年間契約で何度でも相談が可能です。これにより、企業は安心して制度に対応し続けられる体制が整いました。
商品開発支援と今後の展望
三生医薬は、これまでに693件の機能性表示食品制度の届出をサポートしてきた実績があります。今後もこの新サービスを通じて、顧客が市場で成功を収めるための手助けを続けていきます。市場の変化や制度の複雑化は、健食業界にとって変革のリーダーシップを求められるタイミングでもあります。
顧客とともに未来のビジョンを描き、市場での競争力を高めるため、三生医薬は共創パートナーとしての独自の役割を果たしていきます。
展示会での発表と参加の呼びかけ
今回発表された新サービスは、2025年10月15日から17日まで東京ビッグサイトで開催される「食品開発展2025」で初披露されます。本展示会は、食品業界の重要な情報源として位置付けられ、多くの関係者が集まる場所です。
三生医薬のブースでは、実際に顧客専任チームによる開発支援体制や最新のサブスク型届出サービスを体感していただけます。また、セミナーも毎日実施し、最新の市場動向をお伝えします。ぜひご参加され、三生医薬が提唱する新しいOEMの形をご覧いただきたいと思います。
このように、新たなサービスの導入を通じて、三生医薬は健康食品OEM市場においてお客様と共に成長し続けることを目指しています。今後の展開にご期待ください。