企業と地域が手を組む共創の試み
2025年11月26日、QUINTBRIDGEにて『企業×地域 共創セッション in 大阪』が開催されます。このイベントは、香川県琴平町をフィールドにした「企業版 第2のふるさとづくり」実証プロジェクトの事例を探るもので、企業と地域の新しい関係構築を目指しています。観光庁が推進するこのプロジェクトは、企業が地域の課題に取り組むことで、新たな「関係人口」を生み出すことを狙いとしています。
琴平町の魅力と取り組み
琴平町は「こんぴら参り」で名を馳せ、年間200万人が訪れる歴史ある観光地です。一方で、地域課題を解決しながら新たな観光サービスの開発にも力を入れています。町の小さな規模が持つスピード感と人の近さを活かし、地域資源を最大限に活用した取り組みが行われています。
電力会社は地域資源を利用した研修プログラムを提案し、観光スタートアップ企業は地元事業者と手を組んで新しい観光サービスを実証しています。その一環として、竹を使ったナイトタイムエコノミーを活性化する「竹あかり」というイベントが開催されています。
共創セッションのプログラム
このセッションでは、琴平町の例を通じて「企業×地域」の共創の最前線が紹介されます。登壇者には、琴平町長の片岡秀樹氏や地域企業の代表者が名を連ね、地域における挑戦の可能性について議論が交わされます。
プログラムの構成
挨拶、株式会社地方創生の近江社長による「共創への一歩」講演
楠木氏(琴平バス)、池氏(五人百姓池商店)、森脇氏(TRAPOL)など、地域を支えるリーダーたちが登壇
参加者同士の交流の場を設け、さらなる共創の可能性を探ります。
参加対象と申込方法
対象は地域での実証や共創の場を求める新規事業担当者、CSR担当者、社員の挑戦機会を作りたい人事・研修担当者などです。参加は無料で、事前の申し込みが必要です。
申し込みは
こちらのリンクから行えます。
地域のリーダーたち
- - 片岡 秀樹氏: 琴平町町長。地域とともに歩むまちづくりを進めています。
- - 楠木 泰二朗氏: 琴平バスの代表。地域交通の新たな形を創造しています。
- - 池 龍太郎氏: 五人百姓池商店の28代目。町の文化を全国に発信する役割を担っています。
- - 森脇 健吾氏: TRAPOLの代表。地域資源を活用した観光商品開発に従事。
- - 近江 淳氏: 地方創生社の代表。観光まちづくりの施策を展開しています。
夢のある取り組みが進む琴平町から、企業と地域が共に作り出す未来の姿が、共創セッションを通じて描かれることでしょう。地域の可能性を広げるこの機会に、ぜひご参加ください。