インフラ再生の新時代が幕を開ける
高齢化社会が進む中、私たちを支えるインフラの老朽化が深刻な社会問題として浮上しています。この状況を受けて、リライフメンテホールディングス株式会社、平世美装株式会社、そして株式会社infratの3社が共に立ち上げた「日本インフラ再生計画」が、4月1日に始動します。通常は目に見えないインフラですが、実は私たちの生活の基盤を支えているものなのです。この計画を通じて、インフラメンテナンスの重要性を訴える取り組みを紹介します。
日本インフラ再生計画とは
高度経済成長期に作られたインフラは、今や約50年が経過しました。全国には73万もの橋が存在し、そのうち30%以上はすでに使用開始から50年以上経っています。国土交通省は、59,000本もの老朽化した橋に対する緊急対応が必要と認識しており、これによってインフラのメンテナンスの重要性がますます高まっています。日常の中で当たり前に存在するインフラですが、実際にはそのメンテナンスなしに健康を保つことはできません。私たちは、インフラの美しさや、その背後にある人々の努力を広く知ってもらうために「日本インフラ再生383」と名付けられたプロジェクトを立ち上げました。もともと無意識だったインフラへの思いを再認識するきっかけにしたいと考えています。
プロジェクトロゴとキービジュアル
「日本インフラ再生計画」のシンボルとして、「ブルーサンライズ」をデザインのモチーフに選定しました。これは、新たな日の出を意識し、未来に向けた希望を込めています。また、計画の起点である鉄塔をモチーフにしたキービジュアルも制作し、未来への思いを強調しました。
3月31日からの計画開始に向けた特設ランディングページも公開され、インフラメンテナンス動画や情報を配信していく予定です。日本のインフラの再生を目指すこの計画の詳細は、特設サイトで確認できます。
日本インフラ再生計画LP
株式会社infratの誕生
さて、このプロジェクトに伴い、インフラメンテナンス業界のリーダーであったNITTOは社名を『infrat』に変更します。この新たな名前には「人と、インフラと、ずっと」のメッセージが込められており、インフラと人々の営みが共存し続けることの大切さを強調しています。新しいロゴにも人間とインフラの関係を表現し、さらなる価値を創造する意志が宿っています。最新の情報は、リニューアルされた公式サイトでチェックできます。
公式サイト
インフラの魅力を伝える写真集「日本インフラ再生365」
インフラの存在はわかっていても、その実態や美しさを意識することは少ないです。「日本インフラ再生365」と名付けられたWEB写真集を通じて、日常生活に密接に関わっているインフラの魅力を伝えます。この写真集では、橋や道路、鉄塔や建物など、私たちの生活に寄与するインフラを支える人々の情熱を感じることができます。ぜひ、Instagramアカウント
relife_m_official でご覧ください。
STU48が体験するインフラメンテナンス
プロジェクトの一環として、STU48のメンバーがインフラメンテナンスに密着する動画「日本インフラ再生中」も公開予定です。彼女たちが現場で体験することで、インフラの重要性やメンテナンスの実態に迫ります。インフラの管理者から得た知識や彼女たちの感想を通じて、インフラメンテナンスの魅力を多くの人に知ってもらいたいと考えています。
メンバーのコメント
STU48の工藤理子さんや信濃宙花さん、高雄さやかさんは、実際にメンテナンス作業を目の当たりにし、その重要性を身をもって感じたと語っています。手作業で行われるメンテナンスの凄さや、チームワークの大切さを理解し、インフラに対する見方が変わったそうです。彼女たちの感動的な体験をぜひ動画でお楽しみください。
Perfomee特設ページ
未来を見据えたインフラ再生
「日本インフラ再生計画」は、私たちの生活を守るための重要な取り組みです。インフラやメンテナンスの重要性を再認識し、地域社会の暮らしを支える意義を考える機会となることでしょう。インフラの美しさとそれを支える人々の尊い努力に気付くことで、より良い未来を共に創造していくことを目指しています。