デジタル決済SaaS『Apps』が50億円の大台を突破!
株式会社アップスが提供するデジタルコンテンツ特化型決済SaaS『Apps』の累計流通総額が、2025年5月10日時点で50億円を超えたとの朗報が届きました。具体的には、5,008,037,888円(50.08億円)に達したということで、これは前回の発表からたったの約3か月での達成となります。
これまでの成長を振り返ると、2025年2月12日には40億円を突破していたため、今回の50億円達成は、実に825,973,109円(約8.26億円)の増加を意味します。日々の成長速度も安定しており、平均で9.5百万円のペースで金融取引が進んでいる状況です。
主な成長要因
『Apps』の成長にはいくつかの重要なトピックが影響しています。まずは国際基準である「3Dセキュア2.0」にいち早く対応したことです。4月1日には、StripeとUnivaPayの両社のEMV 3-D Secureを実装し、大規模事業者や海外のカード発行会社の審査通過率を向上させました。このことが高単価決済につながり、流入が増えたようです。
さらに、法人向けの管理機能が向上したことも大きな要因です。4月6日には、サブアカウントの権限を細かく設定できるように改修し、複数の部門を持つ企業にとって導入が加速しました。
また、Discord連携にも注力しました。4月10日にはロール付与タイミングを「初回決済時」に変更できるようにし、未払いユーザーの先行アクセスを防ぐ機能を追加しています。これにより、サブスクリプション型のコミュニティの売上が拡大しています。
4月20日には、契約途中でも顧客のDiscordアカウントを変更できる機能を実装し、5月6日にはプラン変更を即時に反映する仕組みも整えました。これらの変更は、コミュニティ運営者の迅速な要求に応えており、継続的な収入を確保する助けとなっています。
新たな機能導入で拡大する顧客層
さらに、『Apps』は訪日外国人やカード未保有のユーザー層の取り込みを進めるために、銀行振込によるサブスクリプションを3月13日に解禁しました。オート銀行振込を定期払いに対応させたことで、法人向けのニーズにも応えられるようになりました。その結果、月次の取扱件数も増加しています。特に、割引コードやキャンペーン管理のUIが改善されたことで、販促施策が行いやすくなっています。
今後の展開
『Apps』の今後のロードマップも非常に興味深いものです。マルチアカウント機能の実装により、複数の事業を運営する事業者のUXが向上する計画です。また、ドル決済への対応や、収益分配機能の実装を進め、事業者間のジョイントベンチャーを支援します。さらに、独自のデジタルポイント「Appsコイン」を導入し、Appsの経済圏拡大を目指します。
加えて、個人開発者に向けた新たなマネタイズ手段を提案する APIsやSDKの開発も行い、AIエージェントを活用した『Apps』の機能開発にも取り組む予定です。
会社情報
- - 会社名: 株式会社アップス
- - 所在地: 大阪市北区芝田2丁目8-11 共栄ビル3階
- - 代表者: 代表取締役社長 中井聖
- - 設立: 2008年8月
- - 公式サイト: アップス
これからも『Apps』の成長がどのように展開するのか、目が離せません!