トヨクモからの支援
2025-10-16 12:12:30

トヨクモ、OSS開発者を年間1000万円支援を2025年も継続

トヨクモが2025年度もOSS開発者へ支援を継続



ビジネス向けクラウドサービスを提供しているトヨクモ株式会社は、オープンソースソフトウェア(OSS)開発者を支援するプログラム「Thanks OSS Award」を2025年度も引き続き実施することを発表しました。このプログラムは、OSSエコシステムの持続可能性を高めることを目的としており、支援総額は25万ドルを超えています。

トヨクモの支援プログラムの成果


2022年から始まったこのプログラムは、2025年度下期(7月〜12月)において新たに13名のOSS開発者1団体を支援対象として選定しました。トヨクモは年間約1000万円を支援する方針で、これまでの支援額は約3,700万円に達しています。この活動は、現代のデジタル社会を支えるOSSの重要性を認識し、開発者が安心して活動できる環境を提供するために欠かせないものです。

代表のコメント


トヨクモの代表取締役社長、山本裕次氏は「私たちのサービスは、世界中の開発者が無償で公開しているOSSがなければ成り立たない。多くのOSSが個人の努力によって成り立っているため、開発者が疲弊し日の目を浴びないプロジェクトが停止することは、デジタル社会全体に大きな損失をもたらします。」と述べています。

このコメントからも、トヨクモの支援が単なる投資にとどまらず、未来の技術に対する恩返しであるという姿勢が見て取れます。

2025年度下期支援概要


  • - 支援期間: 2025年7月〜12月
  • - 支援総額: 約37,450ドル
  • - 支援対象: 13名のOSS開発者および1団体

支援が新たに決まったOSS開発者は以下のとおりです。
  • - Bruce Hauman - Clojure MCP: AIエージェントとアプリケーションの連携を支援するプロジェクト
  • - ryoppippi - ccusage: AIコーディングツールの利用状況を可視化するツール
  • - Ondřej Mirtes - PHPStan: コードの品質を自動チェックする静的解析ツール
  • - Shinyu Murakami - Vivliostyle: 高品質な電子書籍を制作する組版システム
  • - Tomek Wałkuski - hikari-cp: データベース接続のパフォーマンス向上を図るライブラリ

上記に加え、Clojureコミュニティの支援団体「Clojurists Together」へも引き続き支援が行われます。

Thanks OSS Award プログラムの意義


「Thanks OSS Award」は、トヨクモが恩恵を受けているOSSへの感謝を示し、その開発コミュニティの持続的発展を促進する金銭的支援プログラムです。
支援の選考基準は、トヨクモ製品で利用されているOSSの貢献度と将来性に基づいています。選ばれた開発者には、原則として「GitHub Sponsors」を通じて一括で支援が行われます。

トヨクモの取り組みは、OSSコミュニティにおける支援の重要性を広く伝え、デジタル社会の発展へとつながっています。さらに詳しい情報はトヨクモの公式サイトで確認できます。

トヨクモ株式会社について


トヨクモ株式会社は、誰でも使いやすいビジネス向けクラウドサービスを提供するSaaS企業です。20,000契約以上を誇り、シンプルで直感的なユーザーインターフェイスが特徴で、IT初心者からも支持されています。
詳細情報やユーザー事例は公式サイトをご覧ください: トヨクモ公式サイト


画像1

関連リンク

サードペディア百科事典: トヨクモ OSS支援 Thanks OSS Award

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。