2025年5月24日、茨木市で音楽フェス開催
長期休み明けの5月は、全国で不登校の子どもたちが増える時期。その中で、孤立感に悩む親子に向けて、安心して参加できる場所を提供するイベントが開催されます。NPO法人「ここ」が主催する音楽フェス「The 1st Beat Fes」です。
不登校問題について
2023年度のデータによれば、不登校の子どもは約34万人にのぼり、これと同時にいじめ問題も深刻化しています。文部科学省の調査によると、いじめ件数は73万件を超え、年々その数は増加傾向にあります。このような状況の中、長期休み明けは特に不登校の親子がフリースクールや支援団体とのつながりを求める時期となります。
フェスの目的
「The 1st Beat Fes」はこのような不登校の子どもたちが、たこ焼き屋やカフェの運営、そしてバンド演奏といった活動を通じて仲間や地域とのつながりを感じられる機会を提供します。また、音楽を楽しむことを通じて、学校外の学びの場が存在することを多くの人に知ってもらうことを目的としています。
スペシャルゲストと交流
このフェスには、元THE BLUE HEARTSのドラマー、梶原徹也氏をスペシャルゲストとして迎えます。梶原氏自身も不登校の経験を持つため、参加する子どもたちにとっては心強い存在となるでしょう。彼との交流を通じて、親子の不安が少しでも軽減されることを期待しています。
イベント詳細
- - 日付: 2025年5月24日(土)
- - 時間: 11:00〜16:00
- - 場所: 茨木市文化・子育て複合施設「おにクル」芝生広場
(大阪府茨木市駅前3丁目9番45号)
プログラム内容
当日は様々なプログラムが用意されています。
- - 梶原徹也氏によるリズム遊びワークショップ
- - フリースクール「ここ」の生徒たちのたこ焼き屋やカフェ
- - 生徒によるバンド演奏
- - キッチンカー「しよこの夢キッチン」の出店
- - 不登校の親たちのバンド「The remimamo band orchestra」の演奏
- - ゴスペルやタップダンスなどのパフォーマンス
このフェスは、音楽と食を通じて子どもたちの才能を伸ばし、親子が安心して交流できる場を提供します。不登校というコミュニティの中に新たな希望を見出せるよう、ぜひ皆さんの参加をお待ちしております。