EXPOウォレットの交通広告が大阪で展開
AptosとHashPortは、2025年4月から始まる大阪・関西万博に向けて、共同で「EXPO2025デジタルウォレット」の交通広告を展開します。この取り組みは、万博を訪れる2,800万人の来場者に向けたもので、特にJR大阪駅やその周辺の主要交通ポイントでの広告掲出が行われる予定です。
大規模な広告展開
交通広告は、重点を置いた地域に配置され、まずは大阪駅の中央口に設置される床面広告やエスカレーター広告が2025年4月14日から20日まで掲載されます。また、JR西日本の電車内では、「WESTビジョン」で15秒の動画スポットも放映される予定で、これにより多くの利用者に向けた認知促進を図ります。
EXPO2025デジタルウォレットとは
EXPO2025デジタルウォレットは、万博のテーマ「デジタル」と「未来への行動」を意識した特別なアプリサービスです。このウォレットでは、さまざまな機能を提供しており、来場者体験の向上を目指しています。
機能紹介
クレジットカードや銀行口座からチャージできる二次元コード決済型の電子マネーです。万博会場やVisaのタッチ決済に対応する全国の店舗で利用可能で、会期前から使えるのが特徴です。
SDGsに関するさまざまな取り組みに参加するとポイントが貯まる仕組みで、そのポイントは特典と交換できます。景品や入場チケット、会場内サービスなどが入手可能です。
万博関連イベントに参加したり、「ミャクぺ!」や「ミャクポ!」を使うと、特別なNFTを獲得できます。また、自分だけのNFTを作成できる機能もあります。
ブロックチェーン技術を使ったWeb3ウォレットがあり、スタンプラリーへの参加や、イベント参加証明としてのSBTを得ることが可能です。その結果、特典を受けられる「ミャクミャクリワードプログラム」にも参加できます。
このプログラムでは、ユーザーの活動によって得られる経験値がステータスを決定し、より高いステータスになるほど充実した特典が提供されます。
Apto LabsとHashPortのパートナーシップ
今回の交通広告展開は、AptosとHashPortの緊密なパートナーシップから派生したもので、日本におけるブロックチェーン技術の革新を広めるという共通の目標を実現しています。日常生活に最先端のテクノロジーを取り入れることを奨励し、日本の革新と未来への探求精神を促進しています。
機能拡充の可能性
EXPOウォレットは、2025年1月にAptosブロックチェーンへ移行し、スピードやセキュリティの向上が図られています。移行直後の48時間で、18,000件の取引と新たに2,600件のアカウントが作成され、順調なスタートを切りました。
代表者のコメント
HashPortの代表取締役CEO、吉田世博氏は「EXPO2025デジタルウォレットの交通広告を通じて、ブロックチェーンの利便性を広めたい」と述べ、「万博でのオンライン、オフライン両方における安全かつ効率的な体験を提供したい」と期待を寄せています。
また、Aptosの共同創設者であるAvery Ching氏は、この取り組みの重要性を強調し、日本での市場適応の推進や企業向けサービスの提供に高い意欲を示しています。
未来への展望
EXPOウォレットのチームは、日本政府観光局や大阪外食産業協会などとの連携を強化し、万博期間中にさらなる機能と価値の提供を目指しています。デジタル体験の向上によって、訪問者に満足のいく経験を提供することを目指しています。
詳細情報
EXPOウォレットに関する最新情報は以下のリンクから確認できます:
EXPO2025ウォレット公式サイト.
Aptos Labsは次世代型のLayer 1ブロックチェーンの開発を手掛け、各業界のトップクラスの投資家たちから支持を受けています。 HashPortは「まだ見ぬ価値を暮らしの中へ」を提唱し、ブロックチェーンの社会応用を推進しています。