自治体AI zevoに新たな生成AIモデルを追加、業務効率化が進む！

自治体AI zevoに新たな生成AIモデルが登場！

2025年12月20日、水曜日。シフトプラス株式会社が提供する自治体AI zevoに、新たに2つのAIモデルが追加されました。「Amazon Nova 2 Lite」と「Gemma 3 27B-IT」です。これらのモデルは、日本国内の自治体で利用でき、業務効率をさらに向上させる期待が寄せられています。

新しいモデルの特徴

Amazon Nova 2 Lite

このモデルは、Amazonが開発した生成AIモデルで、日常業務を迅速に行うために最適化されています。特にコストパフォーマンスに優れ、業務の生産性を向上させる力を持っています。また、GPT-4o-miniやGemini 2.5 Flashといった他のモデルと同等の性能を持つと評価されています。

- ナレッジカットオフ: 非公開
- コンテキストウィンドウ入力: 100,000
- 出力: 10,000
- リージョン: 日本

Gemma 3 27B-IT

次に紹介するのがGoogleが公開した生成AIモデル、Gemma 3 27B-ITです。このモデルは質問応答、要約、コーディング作業など、多岐にわたるタスクで活用できる特性を持っています。また、o3-miniやGemini 2.0 Flashと同等の性能を誇っています。

- ナレッジカットオフ: 2024年8月
- コンテキストウィンドウ入力: 128,000
- 出力: 8,192
- リージョン: 日本

どちらのモデルも、利用にあたっては組織管理者による許可が必要ですので、導入を検討される方は、まず管理者に相談してください。

利用のメリット

自治体AI zevoの導入により、両モデルは追加費用なしで利用可能です。このサポートにより、自治体の業務を効率化し、さらなる機能拡張を期待できます。シフトプラスは、コミュニケーションツールとしてビジネスチャット「LGTalk」も提供しており、これを活用することで職員間の情報共有がスムーズになります。LGTalkでは、生成AIも直接利用できるので、業務におけるコミュニケーションも一層便利になるでしょう。

eRexとの連携

また、LGWAN専用の音声認識AI文字起こしツール「eRex」との連携が可能で、こちらも1ヶ月間無償トライアルが実施されています。興味のある方はぜひ試してみてください。これにより、音声からの情報取得もスピーディーになりました。

会社の背景

シフトプラス株式会社は2006年に設立され、大阪を拠点に日本全国でWebシステムや自治体向けのシステム開発に力を入れています。特に「ふるさと納税」に関する管理システム、LedgHOMEは、多くの自治体に導入されており、全国の寄付額の約50％を管理しています。今後もさらなるサービスの向上に努め、自治体の業務をサポートしていきます。

自治体AI zevoの導入により、今後も多様な生成AIモデルに対応し続け、便利で効率的な業務環境を提供します。ぜひとも、この機会に自治体AI zevoをご利用いただき、業務のスマート化を実現してください。