大阪芸術大学のお菓子プロジェクトがバーチャル万博で復活!
2025年に開催される大阪・関西万博の「EXPO 2025 バーチャル万博 ~空飛ぶ夢洲~」に、地元の大阪芸術大学デザイン学科が再出展します。このプロジェクト「お菓子で世界にスマイルプロジェクト」は、全国の菓子メーカーと連携し、日本の伝統的なお菓子を世界に届けることを目的にしています。リアル展示の反響を受け、8月に行われたテスト画面を手がかりに、2025年10月7日から13日の期間に再展示が決定しました。
お菓子で笑顔を広げるプロジェクト
このプロジェクトは京都の南河内の拠点を持つ大阪芸術大学デザイン学科の学生たちが中心となり、各社とのコラボレーションのもと、お菓子のパッケージデザインを考案し、「未来のお菓子」を展示する内容です。リアル開催時には、全国から2万人以上の来場者を集め、「また見たい」という声が多数寄せられました。新たな形の展示を目指し、バーチャル環境での発表は、距離を問わず多くの人々に楽しんでもらう絶好のチャンスとなります。
日本のお菓子をバーチャルで体験しよう
バーチャル万博では、「現在」と「未来」の2つのゾーンを設定。現在ゾーンではお菓子についてのアートを、未来ゾーンでは学生たちが構想した「未来のお菓子」を紹介します。出展するのは日本の約50社の製菓メーカーで、彼らが共同でお菓子の歴史と未来の展望を伝える特別な空間を生み出します。学生にとっても、実社会に直結した学びの場となる貴重な体験です。
学生たちの思いが詰まった作品
デザイン学科の学生たちは、それぞれの独自の視点から未来のお菓子をデザインしました。
例えば、2年生の上野瑞起さんは、「シャボン玉ビスケット」を担当。彼は「種」をテーマにしたビスケットを考案し、シャボン玉とタンポポの綿毛を融合させるアイディアを生み出し、そのデザインには彼自身の苦悩と成長が反映されています。
一方、4年生の内田陽菜さんは、「未来のパーソナライズこんにゃくスイーツ」を提案しており、親しみやすさを重視したデザインで、日常に笑顔を届けることを目指しました。
いつでもどこでも参加可能
バーチャル万博はインターネット環境があれば、世界中どこからでも入場でき、誰でも無料で楽しめる内容です。参加者は、自宅にいながら日本のお菓子の文化を感じ、未来の可能性に触れることができるでしょう。デジタルな空間で創り出される新しい経験を通じて、参加者は日本の優れた菓子文化に触れることができます。
まとめ
学生たちの情熱と創造性が詰まった「お菓子で世界にスマイルプロジェクト」は、今後の万博への期待を高め、未来に向けた大きな可能性を秘めています。ぜひこの機会に、バーチャル空間でのお菓子の魅力を体感してみてください。