神戸ストークスの試合観戦で学ぶ地域活性化の実践
2023年4月21日、大阪経済大学の人間科学部の学生たちが、神戸の最新アリーナであるGLION ARENA KOBEにて、プロバスケットボールチーム「神戸ストークス」の試合を観戦しました。このイベントは、学生たちが実践的に学ぶための授業「スポーツ実務実習a(企業PBL型)」の一環として行われました。
スポーツを学ぶ新しい形
「スポーツ実務実習a」は、各種スポーツ関連企業や団体、アスリートと連携し、問題解決型学習(PBL)をベースにしながら進められています。学生は自分たちで調査、企画、実施、振り返りを行い、実際の現場を体感することで学びを深めています。
今回の観戦を実現させたのは、神戸ストークスとGLION ARENA KOBEを運営する企業であり、大阪経済大学の客員教授でもある渋谷順氏の協力です。「アリーナ×まちづくり」をテーマに学ぶこの機会は、学生たちにとって貴重な経験でした。
70名の学生が参加!施設見学ツアーも実施
この日は70名の学生が参加し、教員の藤本倫史准教授は「予想以上の参加者に、GLION ARENA KOBEの人気を再確認しました」と語っています。試合前には、株式会社One Bright KOBEの社員による施設見学ツアーも行われました。神戸の美しい港町にふさわしい高級感あふれる内装や、地元食材を使用した飲食店、さらには近くのTOTTEIPARKで行われる予定の野外イベントなど、地域とスポーツがいかに結びついているかを学びました。
初めてのバスケ観戦の感動
アリーナ内に足を踏み入れた学生たちは、関西最大級の規模に圧倒され、平日のにもかかわらず約8,500人が集まった試合の熱気に包まれました。多くの学生にとって、プロバスケットボールの試合は初めての体験であり、彼らは新たなスポーツの魅力に触れることができました。
参加した人間科学部の渡邊 哉太朗さんは、「迫力ある演出や観客との一体感に感動しました。スポーツとアリーナの魅力を肌で体験できたことは、とても貴重な時間でした」とコメントしました。小野 雅晴さんは、「ゼミのリーダーとしての参加に緊張しましたが、仲間のサポートもあり、非常に意義深い経験になりました」と振り返っています。
今後の期待
この観戦経験をもとに、今年の7月から9月にかけて、学生たちはGLION ARENA KOBEを中心としたまちづくりやアリーナビジネスの課題を解決するための企画・提案を行う予定です。秋には株式会社One Bright KOBEに向けて発表を行う計画です。
この機会にぜひ皆さんも、神戸の新しいアリーナを訪れて、地域のスポーツ文化を体感してください。詳しくは、
神戸ストークス公式サイトや
GLION ARENA KOBE公式サイトをチェックしてみてください。