シニアの資産管理が変わる!ファミトラとアブリスが提携
近年、高齢化が進み、人生100年時代と呼ばれる時代を迎えています。この背景に寄り添い、株式会社ファミトラが総合保険代理店アブリス株式会社と業務提携契約を締結したことが発表されました。この提携は、シニア世代が直面する様々な不安を軽減する目的で進められています。
提携の背景
シニア世代の資産管理に対する関心が高まる一方で、認知症などによる判断能力の衰えがもたらす「資産凍結」のリスクが懸念されています。ファミトラはこの問題に着目し、安心して生活するための手段を提供しています。今回の提携により、両社はシニア世代の資産管理や身元保証サービスをより充実させることができます。
アブリスは、生命保険や損害保険分野において専門的な知識を持ち、個々のライフプランに応じたコンサルティングを提供しており、そのノウハウを活かす形でファミトラと連携します。この協力により、認知症などで判断能力が低下した場合に備える「家族信託」を通じた資産管理が提供されます。
ファミトラと家族信託の提案
ファミトラは「家族信託を、あたりまえに。」というビジョンを掲げています。シニア世代にとって、家族信託は資産管理の一つの手段となります。判断能力が低下する前に、信託を通じて資産管理の方法を整えておくことで、安心して生活を送ることが可能です。
しかし、家族信託については手続きが煩雑であるため、普及が進んでいませんでした。ファミトラはこの課題に立ち向かい、デジタル化を進めることで、手続きの効率化を図ります。日本全国のシニア世代が安心して資産を管理できる環境を整えることが彼らの目指す道です。
信託の組成後も、ファミトラは「信託監督人・受託者サポートサービス」を提供し、ご本人が亡くなるまでの間、しっかりとサポートを続けます。この取り組みにより、家族が安心して資産管理を行える環境を整備します。
身元保証サービス「みもとら」
さらに、ファミトラが提供する「みもとら」という身元保証サービスも注目です。身元保証を必要とする高齢の方やそのご家族に安心を提供することを目的としています。施設への入居時や入院時の身元保証をはじめ、様々な場面で「家族に代わる安心」を実現します。
このサービスは、ひとり暮らしのシニア層や家族に頼れない方々にとって特に心強い存在です。万が一の際にも、頼れるサポートがありますので、自分らしい生活を続けることができるでしょう。
このように、ファミトラとアブリスの提携は、シニア世代の資産管理や身元保証において新たな可能性を切り開くものです。今後も、安心して生活できる環境を整えていく取り組みに、ぜひ注目していきたいと思います。