経営科学研究奨励金:2025年度の募集が開始
一般社団法人日本経営協会では、2025年度の「経営科学研究奨励金」の募集を始めました。本奨励金は、経営科学分野で実施される基礎及び応用研究を支援することを目的としています。特に、今年度のテーマは「DX活用」、「地方創生・地域活性化」、そして「人的資本経営」の三つ。
応募概要
募集研究テーマ
対象となる研究テーマは以下の通りです:
1.
DX活用:企業経営におけるデジタルトランスフォーメーションの活用に関する研究。
2.
地方創生・地域活性化:地域の発展を促進するための施策についての研究。
3.
人的資本経営:企業内の人材を最大限に活用するための経営手法に関する研究。
応募資格
応募には以下の条件を満たす必要があります:
- - 経営科学分野の研究や調査に従事している個人や団体(共同研究を含む)。
- - 受賞後2年以内に研究成果を報告する。
- - 成果が報告できない場合は延長申請を行うこと。
- - 成果報告がない場合は、助成金の返還が求められます。
受賞の研究数及び助成金額
若干名の応募者に対して、各研究1件につき50万円から100万円が贈呈されます。
応募方法及び締切日
所定の応募用紙をダウンロードし、必要事項を記入した上で、プロフィールを添え、指定のメールアドレスに送信してください。応募締切は2025年9月30日(火)です。
審査と結果発表
審査は経営科学研究奨励金助成研究選考委員会が行い、結果は2025年11月中旬頃に応募者に通知される予定です。
経営科学研究奨励金の歴史
経営科学研究奨励金は、1969年に設立されて以来、経営の発展に寄与した研究に対しての支援を行っています。当初の受賞者には早稲田大学の春日井研究室と、武蔵大学の横山教授が名を連ねています。
経営科学化有功賞は1998年に終了しましたが、経営科学研究奨励金は56年目の募集を迎え、これまで130件以上の研究に助成を行っています。
日本経営協会の取り組み
1949年に創立した日本経営協会は、経営の近代化及び効率化を目指し、啓発活動を行ってきました。基本理念としては、経営、人的資本、科学の調和を重視し、持続可能な社会の発展に貢献していくことを目指しています。
今後も引き続き、優れた研究の発表や支援をし、日本の経営界の発展に寄与することを誓っています。
詳細は
日本経営協会のウェブサイトをご覧ください。