LNGバンカリング開始
2026-05-14 11:16:58

大阪ガス、LNGバンカリングで海運業界の脱炭素化を支援開始

大阪ガスがLNGバンカリングを開始



大阪ガス株式会社は、2023年4月21日から、JFEスチール株式会社の西日本製鉄所(広島県福山市)で、初のShip to Ship方式によるLNG(液化天然ガス)燃料供給を行うことを発表しました。この新たな取り組みは、温室効果ガスの排出削減を目指し、環境にやさしいエネルギー供給の実現を目指しています。

LNGバンカリングとは



LNGバンカリングは、船舶にLNG燃料を供給するプロセスを指します。大阪ガスは従来のTruck to Ship方式やShore to Ship方式に加え、今回のShip to Ship方式を導入することで、複数の燃料供給方法を整えました。これにより、船舶の状況や運航ルートに応じた柔軟な対応が可能になります。

Ship to Ship方式の特徴



新たに導入したShip to Ship方式では、LNGバンカリング船「SETO AZURE」が燃料が必要な船舶に接近し、海上で直接LNGを供給します。この方式の利点は、貨物の積み降ろし作業と並行して燃料補給が可能なことです。これにより、LNG燃料船の運航に影響を与えることなく、スムーズな燃料供給を実現しています。

脱炭素社会に向けた取り組み



現在、世界中で環境問題への関心が高まっており、特に海運業界においては温室効果ガスの削減が急務となっています。LNG燃料は、従来の重油に比べてCO₂排出量を約30%削減できるため、環境負荷の軽減に大きく寄与する可能性があります。LNG燃料船の隻数は急増しており、2025年には869隻、2030年には1,271隻に達すると予測されています。

複数の供給方式のメリット



Ship to Ship方式を含む3つの供給方式により、大阪ガスは柔軟で安定したLNG燃料供給体制を確立しました。以下、各供給方式の概要です。

  • - Truck to Ship方式: 停泊中のLNG燃料船に、岸壁からLNGタンクローリーを通じて燃料供給。設備の整っていない港でも適応可能。

  • - Shore to Ship方式: 藤壁や桟橋に停泊中の船舶に、陸上のLNGターミナルから直接燃料を供給。大量供給に適しています。

  • - Ship to Ship方式: 海上で燃料を必要とする船に対して、LNGバンカリング船が近づき直接供給。海上に停泊している船舶にも対応し、作業と並行した供給を提供可能です。

未来に向けた展望



大阪ガスの担当者、山田裕久マネジャーは、LNG燃料供給の重要性を強調しています。「LNGを燃料とする船舶の数は増加しています。私たちは安定供給を通じて、低・脱炭素化の流れに貢献したいと考えています」と述べました。

また、今後は大阪湾・瀬戸内エリアを中心に、LNGバンカリング船「SETO AZURE」を活用し、効率的で信頼性のある燃料供給を推進していく方針です。

最後に



海運業界が脱炭素化を進める中で、大阪ガスが提供するLNG燃料供給は、重要な役割を果たします。今後も、環境負荷の軽減と安定したエネルギー供給を目指して、さらなる取り組みが期待されます。大阪ガスの進展から目が離せません。


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