大阪・オートファジー
2025-10-30 14:04:59

大阪から世界へ!オートファジー研究がXPRIZE準決勝へ進出

大阪から世界へ!オートファジー研究がXPRIZE準決勝へ進出



最近、世界的なコンペティション「XPRIZE Healthspan」において、大阪を拠点とする「Team 10 years Rewind with AUTOPHAGY」が準決勝に進出しました。このチームは、小林製薬株式会社と株式会社AutoPhagyGO(APGO)を中心に結成され、老化に対する革新的なアプローチを提案しています。特に注目すべきは、準決勝進出の際にはTop40に選ばれたことです。

オートファジー研究の意義


オートファジーとは、細胞内の不要な物質を分解し再利用する機能を指し、健康的な生活を维持する上で欠かせない生理的機能です。この現象を利用し、老化関連の研究が進められています。特にAPGOは、オートファジーに着目した製品やサービスの開発を行っています。2021年から小林製薬との共同で行ってきた研究成果を通じて、細胞の再生に関する知見を深めており、健康長寿の実現を目指しています。

小林製薬とAPGOのコラボレーション


小林製薬は、APGOに対する出資を通じてオートファジー研究に積極的に参画しています。APGOとの関係は深まる一方で、共同研究を通じて将来の製品に結びつけるための基盤作りを行っています。この研究の一環で、フランス海岸松樹皮エキスやサラシアエキスがオートファジー活性を持つことを発表し、それぞれ日本薬学会及び抗加齢医学会でのポスター発表もしました。

睡眠介入プログラムの支援


小林製薬は「Team 10 years Rewind with AUTOPHAGY」のパートナーとして、臨床試験「睡眠介入プログラム」に必要な製品を提供します。このプログラムは、オートファジーの活性を促進するための重要な介入項目として位置づけられています。また、試験の進捗や結果を通じてオートファジー研究が進展し、生活の質向上に繋がることが期待されています。

目指せ、決勝への道


「XPRIZE Healthspan」は、世界中から600を超えるチームが参加する中で、APGOが提出した「オートファジーリブーストプログラム」が準決勝に進出しました。今後は2026年までに臨床試験を行い、その結果を基に決勝に向けた準備を進める予定です。これが成功すれば、2030年の最終審査に臨むことになります。

健康長寿への貢献


APGOは、大阪大学の研究者たちが創業したスタートアップです。世界的に認知されるオートファジー研究を基に、健康や長寿に寄与する製品を生み出すべく日々努めています。この研究によって、オートファジーの恩恵を広く還元していくことが可能となり、将来的には私たちの生活に革命をもたらすことでしょう。

まとめ


「Team 10 years Rewind with AUTOPHAGY」の挑戦は、科学の最前線での進展を示すとともに、大阪の企業と研究機関が世界に対して発信する重要な機会です。今後の研究成果に注目し、私たちの健康を守るための取り組みから目が離せません。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

関連リンク

サードペディア百科事典: 健康長寿 小林製薬 オートファジー

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。