音楽と医療をつなぐ特別なライブイベント「第2回患者・市民大集会」レポート

2025年11月27日に、クラブeX（品川プリンスホテルアネックスタワー3F）で行われた「第2回患者・市民大集会～患者・市民の声を届けよう～」。このイベントは、一般社団法人新時代戦略研究所（INES）が主催し、エイベックス・ヘルスケアエンパワー合同会社（AHE）が音楽ライブの企画・制作を担当しました。テーマは“音楽でつながる医療と社会”。多様な立場の人々が集まり、音楽を通して医療について考える機会を提供することを目的とした、感動的な一夜でした。

ライブ前の意気込みを語る出演者たち

イベント前の囲み取材で、出演者たちがそれぞれの意気込みを語っていました。総合プロデューサーのLiLiCoさんは、自らの弟の闘病経験がテーマに影響を与えていると話し、音楽の力を信じる理由を明かしました。彼女は「暖かい時間を皆さんに届けたい」と等しく願っていました。

次に登場したKさんは、医療の現状を学び、音楽で力を届けることが自分の役割であると語りました。続いて、Ms.OOJAさんは友人の闘病の思い出を胸に、「今日のパフォーマンスが皆さんに届けられれば」と熱い意気込みを見せました。

元看護師のMATSURI（柳田優樹）さんは、音楽が心に寄り添う力を持つこと、CiON（栞音）さんもこのテーマに強く共感し、人々の心が温まることを願っていました。

特別なライブがスタート

ライブは、舘ひろしさんの特別映像メッセージで開幕。医療支援に対する想いを語り、会場を温かい雰囲気で包みました。続くオープニングアクトでは、LiLiCoさんが川津武大さんのピアノ伴奏で「CICAGO」を披露し、これから始まるショーへの期待感を一層高めました。

前半には、烏兎-uto-、CiON、MASK OF GODDESSがそれぞれ独自のステージを展開。烏兎-uto-は心地よいボーカルで魅了し、CiONは楽器を交えたパフォーマンスで力強さを表現、MASK OF GODDESSは歌詞に合わせた手話を取り入れてメッセージを届けました。

半ばには、LiLiCoさんと川津武大さんの「Greatest Love of All」が観客の心に深く響き、医療と支援への思いを再確認する瞬間となりました。

後半パートの迫力

後半パートではMATSURI、Ms.OOJA、Kがそれぞれの代表曲を中心にパフォーマンスを展開。MATSURIは観客を一気に煽り、Ms.OOJAはその透き通る歌声で引き込んでいきます。Kはピアノの弾き語りで深い感動を生み出し、その場の空気を一瞬にして変えました。これらのパフォーマンスにより、会場全体は熱気に包まれました。また、LiLiCoさんとの特別なコラボレーションもあり、当日限りの豪華な演出が続きました。

感動のフィナーレ

ライブのフィナーレでは、出演者全員が合流し、名曲「That’s What Friends Are For」を歌唱。愛の力をテーマにしたこの曲は、観客とアーティストが一体となり、温かい空気が会場に広がりました。「音楽で医療と社会をつなぐ」というテーマが、ここでも再確認されました。

このイベントは、音楽を通じて医療や社会について再考する良いきっかけとなり、多くの参加者にとって忘れられない体験となったことでしょう。この素晴らしいライブを通じて、心の絆が強まると共に、医療の現状についての理解が深まった一夜でした。

開催概要

- イベント名: 第2回患者・市民大集会～患者・市民の声を届けよう～
- 日時: 2025年11月27日（木）
- 会場: クラブeX（品川プリンスホテルアネックスタワー3F）
- 主催: 一般社団法人新時代戦略研究所（INES）
- 出演者: 烏兎-uto-、K、川津武大（ピアノ）、CiON、Ms.OOJA、MASK OF GODDESS、MATSURI、LiLiCo（五十音順）