デジタル学生証の進化
2025-09-17 16:00:31

デジタル学生証の新時代:Siba Serviceが実証に参加

Siba Serviceが推進するデジタル学生証の実証



2025年8月29日、大阪大学 吹田キャンパスにて行われた「大学DXセミナー 標準デジタル学生証実証」。この重要なイベントに、株式会社Siba Serviceが実証パートナーとして参加し、次世代のデジタル学生証の社会実装に向けた重要な一歩を踏み出しました。

実証の背景と目的


今回の実証は、国際標準規格である「mdoc」を取り入れたデジタル学生証の有効性を検証する試みです。このmdoc(ISO/IEC18013-5)は、スマートフォンに運転免許証や身分証を安全に格納し提示するために開発されたもので、すでに米国や豪州、欧州を中心に採用が進んでいます。この実証では、日本が世界に先駆けて「mdoc」を採用したデジタル学生証の利用価値や相互運用性を確認し、より幅広いユースケースでの実用性を探ることが目的です。

Siba Serviceの役割


Siba Serviceは、デジタル学生証の検証に向けて以下の重要な役割を果たしました。
1. mdoc Readerの提供
自社開発の「mdoc Reader」をクマヒラ製のセキュリティゲートやPC貸出ボックスと連携させ、入退館や認証の実証を支援しました。この技術は、学生証を安全かつ便利に提示できるように設計され、学生や教職員の利便性を大幅に向上させます。

2. 相互運用性の検証
他の大学で発行されたデジタル学生証との連携をサポートし、異なるアプリケーション間での実用性を確認しました。これは、学生がどの大学でもシームレスに学生証を利用できることを目指した重要なステップです。

今後の展望


Siba Serviceは、実証を通じて得られた知見をもとに、大学間や産学連携を強化するセキュアな基盤技術の提供に注力していきます。大学におけるデジタル経験を向上させるため、また社会全体で安全かつ信頼性の高い身分証明書の活用が進む未来への貢献を目指します。今後も、フェリカネットワークスをはじめとする各パートナーと協力し、「学生証プラットフォーム」構想の実現に向けて邁進していきます。

まとめ


Siba Serviceの取り組みは、ICTを利用して教育現場の変革を支援する企業としての使命を果たしており、デジタル社会の進展に寄与しています。今後の動向にも非常に注目です。デジタル学生証の普及が進むことで、学生生活がさらに便利で豊かになる未来を期待しましょう。


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