アーノルド・ドレイブラットと期待のアンサンブルが再び東京へ
2025年12月18日、東京・赤坂のゲーテ・インスティトゥート東京にて、実験音楽シーンの巨星アーノルド・ドレイブラットが率いるアンサンブル『The Orchestra of Excited Strings』が約8年ぶりに待望の来日公演を行います。このイベントは、音楽、アート、パフォーミングアーツを融合させたプログラムを展開するプラットフォーム「MODE」によって主催されます。
ドレイブラットの独自の音楽世界
アーノルド・ドレイブラットは、ニューヨークのミニマル音楽シーンの第二世代を代表する作曲家であり、音楽の師としてポーリン・オリヴェロスやラ・モンテ・ヤングらに学びました。彼は、独自の楽器「Excited Strings」を駆使し、打楽器的なアプローチで新しい音響世界を創造しています。長年の活動をもとに、彼は複雑な倍音と脈動のリズムで構成された作品を展開してきました。特に1980年代以降はベルリンを拠点に制作を進め、様々なアーティストとのコラボレーションを重ねています。
アンサンブルの歴史と特色
『The Orchestra of Excited Strings』は、1979年にドレイブラットによって結成されたアンサンブルで、アメリカ国内外での活動を経て、1984年にベルリンに拠点を移しています。以降、欧州各地のフェスティバルや美術館でパフォーマンスを行い、時にはメンバーを変えながら活動の幅を広げ続けています。解散と再結成を経て、現在は多様なアーチストと共演し、実験音楽の最前線を走り続けています。
特別な共演者たち
今回の公演には、ドレイブラットの長年のコラボレーターであるジム・オルークや、ベルリン拠点の作曲家で楽器創作者のコンラッド・スプレンガー、ギタリストのヨアヒム・シュッツ、さらには日本の音楽家石橋英子という豪華な顔ぶれが揃います。彼らの個性がどのように交わり、唯一無二のパフォーマンスが生まれるのでしょうか。共演者としての彼らのキャリアや音楽スタイルにも注目が集まります。
アクティビティとチケット情報
公演は、12月18日(木)の19時からスタートします。オープンは18時、会場はゲーテ・インスティトゥート東京。チケットは現地のe-plusで販売しており、価格は5500円となっています。音楽ファン必見の貴重な機会をお見逃し無く!
今公演は、ドイツ連邦共和国の文化機関であるゲーテ・インスティトゥート東京が協力して開催され、国際的な文化交流や教育を促進する意義も含まれています。
まとめ
アーノルド・ドレイブラットとそのアンサンブルの公演は、実験音楽の魅力を直接体験できる特別な機会です。普段なかなか聴けないエッジの効いた音楽体験を、この貴重なタイミングにぜひ楽しんでください。詳細はMODE公式インスタグラムにて確認することができます。音楽の新しい形を体感し、アートの奥深い世界に触れる絶好のチャンスです。