新たな不妊治療のサポート窓口「助産師オンライン相談室」
不妊治療に関する情報やサポートが充実した専門サイト「FCH」が、この度「助産師オンライン相談室」を開設しました。このサービスは、不妊治療や妊活に取り組む方々が持つ心身の悩みに寄り添い、選りすぐりの助産師たちがオンラインで相談に応じてくれるものです。特に、孤独感や不安を抱える人々にとっては、心強い味方となることでしょう。
背景と目的
日本は少子化に直面しており、不妊治療の需要は年々増加しています。2022年には体外受精などの高度不妊治療が保険適用となり、治療環境は整ってきていますが、妊活を続ける中で感じる孤独や不安に対しては十分なサポートがなされています。しかし、心のサポートは必ずしも容易ではなく、この現状を受けてFCHは、全国30万人のママコミュニティ「ママノユメ」と提携し、信頼できる助産師によるオンライン相談を提供することにしました。
相談室の特徴
1. 安心の匿名性
相談者はニックネームや簡単な情報を使い、気軽に相談できます。個人情報が公開される心配もないため、安心して利用できるのが大きな魅力です。
2. 専門性の高い助産師が在籍
助産師の中には、周産期医療、栄養学、性教育、パートナーシップ支援などの専門領域を持つメンバーがいます。相談者は、ご自身のニーズに合った助産師を自由に選べるため、より適切なサポートを受けやすくなっています。
3. 迅速で丁寧な対応
利用者からの質問には、2営業日以内に助産師が親身になって回答します。また、必要があればFCHが提携するクリニックへの受診もサポートしてくれます。
4. 働きかけるサポート
日常生活での小さな心配事、体調や夫婦関係、職場での悩みなど、多岐にわたる不安にも寄り添い、具体的なアドバイスを提供できます。
助産師の紹介
この相談室では、3名の選りすぐりの助産師がサポートを行います。
竹之内いつみ(Lib)
周産期医療センターでの経験を活かし、妊活支援を行い、体質改善や生活習慣の改善をサポートしています。
白川美咲(みさき助産院)
包括的な性教育や産後ケアを行い、心身のケアや自己受容を支援しています。女性や子どもへのサポートにも力を入れています。
今井麻純(花笑助産院)
パートナーシップの改善に特化し、夫婦間の問題を解決する活動を行っています。「愛し愛される夫婦」を目指しています。
今後の展望
「助産師オンライン相談室」は、妊活や不妊治療を行う多くの方々が安心して進んで行動できる環境作りを目指しています。また、FCHの他のサポートページとの連携を通じて、経済的、情報的、精神的な三方からの支援を実現することを目指します。寄せられた声をもとに、医療機関や行政へのフィードバックを行うことで、より良い妊活支援の改善にも努めていく所存です。
FCHについて
不妊治療保険適用専門サイト「FCH」は、2022年に不妊治療の保険適用開始に伴い設立しました。信頼できるクリニックの紹介や治療経験者の経験談、地域の助成制度、国や自治体の取り組みを広く発信し、安心して治療を受けることができる環境作りに貢献しています。さらに、近年注目されている「プレコンセプションケア」をはじめとするライフデザインに関する情報も提供し、選択肢を広げる取り組みを続けています。
詳しい内容やサービスについては、公式ウェブサイトをご覧ください:
FCHサイト