乾癬患者の生活向上を目指す新プログラム「乾癬デジタルヘルスチャレンジ」始動

新たな共創プログラム「乾癬デジタルヘルスチャレンジ」が始動

近年、乾癬という皮膚疾患が注目を集めています。これに伴い、当社は「乾癬デジタルヘルスチャレンジ」という新しいプログラムを発表しました。この取り組みは、乾癬患者やその家族の生活の質の向上を目指すものであり、革新的な技術やサービスを提供するアイデアを広く募集しています。

乾癬とその影響

乾癬は、免疫系の異常により皮膚に炎症が起こり、患部は乾燥し、痒みが伴うことが多い疾患です。そのため、患者さんは身体的な苦痛に加え、心理的な負担も抱えています。社会的な偏見や孤立感に悩む方も多く、この病が患者の生活に与える影響は少なくありません。そして、乾癬に苦しむ多くの方が、医療の課題や治療の選択肢に対しても困難を感じています。

プログラムの目的

「乾癬デジタルヘルスチャレンジ」では、患者さんや医療関係者のアンメットニーズに応えるため、最先端の技術やサービスのアイデアを集めています。このプログラムは、特に以下の5つのテーマに焦点を当てています：
1. 乾癬診療におけるコミュニケーションの向上
2. 重症度に応じた治療方法の選択における医療機関の連携
3. 乾癬患者の治療継続と日常生活の支援
4. 乾癬の早期受診と早期診断
5. 疾患理解の不足による社会的孤立の解消

参加するメリット

また、本プログラムへの参加者にはさまざまなメリットが用意されています。まず、求められる技術やアイデアを持った方々に対して、当社との共同価値検証の機会や、メンタリングを通じての成長支援が行われます。さらに、シニアマネジメントへのソリューション提案の機会もいただけます。

申込の流れ

応募は2025年11月18日まで受け付けており、興味のある企業やスタートアップはぜひこの機会を逃さずご参加ください。詳細情報や申込みは、当社の公式ウェブサイトにて公開されています。

会社の紹介

武田薬品工業は、患者中心のアプローチを大切にし、研究開発に情熱を注いでいるグローバルなバイオ医薬品企業です。私たちは、さまざまな疾患領域において革新的な医薬品の開発を目指し、患者さんのQoL向上に貢献することを目指しています。

この「乾癬デジタルヘルスチャレンジ」もその一環として、乾癬を抱える方々とその家族にとって新たな可能性を切り拓くことを期待しています。