未来を拓く挑戦
2025-09-26 17:37:32

大阪エリアの未来を形作る「Co-Design Challenge Pitch #5」レポート

大阪エリアの未来を形作る



9月22日、大阪・万博会場のフューチャーライフヴィレッジにおいて 「Co-Design Challenge Pitch #5」が開催されました。これは、2025年日本国際博覧会の精神を受けた、地域の課題解決に向けた挑戦のプラットフォームです。主催は公益社団法人2025年日本国際博覧会協会で、これまでの挑戦を振り返りつつ、新たなプロダクトの発表が行われました。

CDCの背景と目的



「Co-Design Challenge」は、2022年から開始されたプログラムで、様々なプレイヤーとの共創を通じて、新たな日本のくらしを実現することを目的としています。2023年からは地域の誘客を目的に、「モノの製作」に留まらず、「ものづくり体験」や「オープンファクトリー」も実施されています。

イベントの内容



本イベントでは、事業者たちが自社の取り組みや課題、未来のビジョンについて語りました。ナビゲーターには齋藤精一氏と矢島進二氏を迎え、出展事業者としてコクヨ株式会社、&SPACE PROJECT、株式会社友安製作所がそれぞれのプロダクトを発表しました。

1. コクヨ株式会社の挑戦



最初に登壇したのはコクヨ株式会社の酒井宏史氏で、同社が開発した「地域木材を活用したベンチ」について説明がありました。このベンチ製作においては、地域を知り、地域の木材を使うことが重要なテーマとされています。また、ワークショップも開催され、地域住民の思いや想いを反映したプロダクトが生まれました。

2. &SPACE PROJECTの宇宙産業への挑戦



次に登壇したのは&SPACE PROJECTの中井章郎氏です。ここでは、宇宙ロケットの廃材を利用したアップサイクル家具「宇宙タンクベンチ」を紹介されました。道東の宇宙産業を背景に、地域の家具メーカーと連携し、宇宙産業の魅力を引き出す取り組みを展開しています。

3. 株式会社友安製作所の革新



最後に、友安製作所の松尾泰貴氏が登壇しました。彼は「FactorISM」というプロジェクトを通じて、地域の町工場を一般開放したオープンファクトリーのイベントを展開しています。その中で、廃材を利用した家具作りを行い、「価値を生み出す」ことを強調しました。

クロージングトークでの展望



3社の発表を受けてのクロージングトークでは、これからの日本のものづくりについて、未来のビジョンを語る場となりました。松尾氏は「フェアトレードを実現する」とし、中井氏は「宇宙産業を身近に感じてもらえるように」と熱い思いを語りました。また、酒井氏は「地域密着型のものづくり」を進める意欲を示しました。

2025年に向けての歩み



「Co-Design Challenge」はあくまで万博に向けたプロジェクトであり、現在も様々な試みが進行中です。万博を通じて日本のモノづくりの未来や地域づくりに貢献する動きが加速しています。

来年に迫った2025年の万博開催に向けて、今回のイベントが新しい挑戦を生み出すきっかけになりました。今後もその動きを注視していきたいと思います。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

画像16

関連リンク

サードペディア百科事典: 大阪 万博 Co-Design Challenge

トピックス(イベント)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。