DJバカ一代 電子版
2025-05-07 11:36:24

DJバカ一代 電子書籍版発売、音楽シーンの黄金時代を再発見しよう!

音楽シーンの歴史を語る上で忘れてはならない存在、それがDJ先駆者の髙橋透氏です。彼の著書『DJバカ一代 ディスコとクラブの黄金時代を紐解くDJ先駆者の自伝的ストーリー1975-1995』が、初版刊行から18年を経て待望の電子書籍版として2025年4月30日に登場します。この書籍は、1975年から1995年までの日本とニューヨークのクラブ文化を詳細に描写しており、彼自身のDJ活動と、数々の伝説的なクラブの思い出が盛り込まれています。

本書では六本木の〈エンバシー〉、赤坂の〈マンハッタン〉、NYの〈ザ・セイント〉など、時代を象徴するクラブの名前が次々と登場します。これらの場所で育まれた文化や経験は、音楽の流れに大きな影響を与えました。また、著者とラリー・レヴァンの交流に関する記述もあり、貴重な証言が多く含まれています。DJとしての活動を通じて受けた感動や葛藤、思い出が詰まったこの書籍は、DJ文化や音楽好きにはたまらない内容となっています。

松岡正剛氏が「松岡正剛の千夜千冊」でこの書籍を取り上げ、「懐かしいクラブの思い出が蘇る」と評するなど、各方面からも注目が集まっています。彼は90年代初頭に姿を消していったクラブ文化の変遷を嘆きつつ、当時の輝かしい記憶を思い起こさせると称えました。

・書籍の詳細な内容
本書は全5章で構成されており、第一章では1975年から1980年のソウルディスコの魅力を振り返ります。続く第二章では、NYでの〈ザ・セイント〉を通しての奇跡的な出来事が語られ、第三章ではクラブへの移行とともに訪れたニューウェーブ旋風について触れています。1980年代後半から1990年代初頭にかけてのハウス創世記と、芝浦の伝説的クラブ〈ゴールド〉の開店に至るまで、髙橋氏の旅が描かれています。

髙橋透氏は1957年に生まれ、70年代からDJ活動を開始しました。NYでの暮らしの後に帰国し、いくつかの名クラブでプレイを重ね、持ち前のスタイルで日本のダンスミュージックシーンに影響を与えました。2000年代には「GODFATHER」という名前で新たなパーティーのスタイルを切り開き、さまざまなジャンルを横断する彼の音楽は、多くの人々に愛されています。

この電子書籍版『DJバカ一代』は、彼の50年にわたるDJ活動の集大成ともいえるもので、音楽の深い歴史を辿ることができる好機となっています。今こそ、東京とニューヨークの熱気ある音楽シーンに思いを馳せてみませんか?電子版の発売日を楽しみにしている方々にとっても、待望のリリースとなることでしょう。ぜひこの機会に手に取り、髙橋透の音楽の旅に出かけてみてください。


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