シーイーシー、最新データセンターの開設へ
株式会社シーイーシーが新たにデータセンターを開設します。首都圏に新設されるのは、千葉県に位置する『ハイブリッドクラウドセンター』と東京都内の『東京第三データセンター』です。2025年2月から順次運用が開始され、2028年までに120社以上の利用を目指しています。
新たなデータセンターの背景
現在、国内のデータセンター業界では、従来のオンプレミス環境の提供に加え、クラウドサービスやハイブリッド環境の需要が増加しています。シーイーシーは2000年からデータセンター事業を展開し、蓄積された知見を最大限に活かしながら、さまざまなお客様のニーズに応えるため、今回の新設を行います。
『ハイブリッドクラウドセンター』は、主要メガクラウドと直接接続をし、高速かつ低遅延でのマルチクラウド接続を実現。安全性と利便性を兼ね備えた『東京第三データセンター』も登場し、セキュリティや運用サービスと組み合わせた最適なソリューションをお客様に提供します。
『ハイブリッドクラウドセンター』の特長
このデータセンターは、日本国内での法令に即対応するソブリンクラウドを実現した国産クラウドストレージを使用しています。特に以下の特徴があります:
- - 高速低遅延なマルチクラウド接続: 主要メガクラウドと直接接続し、利用者が快適にサービスを利用できる環境を提供します。
- - データ主権の確保: 自社データを管理し情報漏えいを防止するデータ主権を保障し、法改正にも迅速に対応できます。
- - 統合管理の実現: 長年の運用ノウハウを活かし、メガクラウドからプライベートクラウド、さらにはオンプレミス環境までをカバーするシステム運用メニューを提供。
『東京第三データセンター』の特長
一方、東京に新たに開設されるデータセンターは、安全性と利便性から海外のユーザーにも選ばれるでしょう。以下のような特長があります:
- - 安全な立地: 東京都の地震危険度調査で最も危険性が低いランク1地区に位置。
- - 高い利便性: 池袋からわずか20分圏内に位置し、アクセスが非常に便利です。
- - 拠点間接続: ユーザーが他のデータセンターと連携し、ハイブリッドやマルチクラウド構成を簡単に利用できます。
まとめ
シーイーシーの新たなデータセンターである『ハイブリッドクラウドセンター』と『東京第三データセンター』は、IT利用の多様化に応える画期的なソリューションを提供することを目指しています。利用者にとって利便性の高い環境が生まれることで、より快適で安全なサービスが提供されることでしょう。2月の開設を楽しみにしたいです。