吹田市で開催される市民講座「目からウロコのジェンダー論」
吹田市において、NPO法人COCONI主催の第8回自分軸でマナブ講座が開催されます。この講座は、参加者が自らの意見を交わし、あらゆる社会課題について考えることを目的にしたもので、今回は「女性の権利」をテーマとしています。
講座では、女性の権利についての理解を深めることができ、自身の価値観に気づく機会が得られます。その結果、受講生が社会変革に向けた行動にどのように繋げるかが重要なポイントです。昨年話題になったNHK朝ドラ「虎に翼」では、女性たちが困難と向き合う様子が描かれましたが、それを見て考えてみると、令和の今でも女性が抱える問題は多く残されています。特に、給与格差や家父長制度といった社会的構造は、依然として私たちの生活に影響を与えています。
最近では、選択的夫婦別姓についての経済界からの意見表明があったりと、少しずつではありますが、社会の価値観が変わりつつあります。この講座は、女性が自らの役割を再定義し、日常の中でのステレオタイプに気づき、価値観をアップデートするための場です。そして、自分を生きる女性たちを理解し、一緒に考える男性たちにも参加してほしい内容になっています。
講座では、経験豊富な講師による講演が行われた後、参加者同士の対話を通じて知識を深めていきます。特に、「女子枠」や「クォーター制」は本当に平等だと言えるのか、不平等な側面もあるのではないか?といったテーマについて、三成美保教授をお迎えしてお話を伺います。
この講座は、2025年1月19日(日)の14時から16時まで、吹田市立男女共同参画センターで実施されます。定員は30名で、テーマに興味のある方が対象です。事前の申し込みが必要なので、興味がある方は忘れずに問い合わせを行ってください。詳細については、NPO法人COCONIの公式ウェブサイトもご確認ください。
講座を通じて、多様な視点を持つことの大切さや、自分自身が社会を前向きに変えていく力があるという自信をつけてほしいと思います。皆様のご参加をお待ちしています!
参加申し込み・お問い合わせ
- - 日時: 2025年1月19日(日)14時~16時
- - 会場: 吹田市立男女共同参画センター(吹田市出口町2−1)
- - 講師: 三成 美保(追手門学院大学法学部法律学科教授)
- - 定員: 30名(関心のある方)
- - お問い合わせ: 06-6388-1451(午前9時~午後5時30分、祝日は休館)