日本初！二重まぶた形成術に関する大規模研究が国際誌に掲載

TCBの奥村医師による二重まぶた形成術研究が国際誌に掲載

2025年11月、TCB東京中央美容外科の奥村公貴医師が発表した研究論文が、国際的な美容外科学術誌「Plastic & Reconstructive Surgery-Global Open」に掲載されました。この研究は日本国内で行われた二重まぶた形成術の時系列的トレンドと人口統計学的解析を行ったものであり、特にコロナ禍における影響を探った内容となっています。

研究の背景

美容整形手術の中でも、特に二重まぶた形成術は日本で最も多く実施されている手術의一つです。技術の進歩と美の基準の変化に伴い、この市場は急速に拡大しています。奥村医師が行った本研究では、これらの動向をより詳しく知るために195,893件の二重まぶた埋没術のデータを分析しました。

研究方法

2020年10月から2024年12月の期間に行われた処置のデータをもとに、多施設共同の遡及的分析を実施しました。自己回帰統合移動平均モデルや中断時系列分析を駆使し、患者の年齢、性別、職業、処置日などの情報を解析。多変量回帰を組み込むことで人口統計学的な影響を評価しました。

主な研究結果

研究の結果、2023年3月に二重まぶた形成術の需要がピークを迎えたことがわかりました。特に、20代の女性が主な患者層であり、学生や若手社員からの需要が高いことが確認されました。また、コロナの影響により、一時的に需要が急増したものの、以降は安定しつつあり、若干の減少傾向が見られることが示されました。解析の結果、年齢、性別、職業が需要の重要な決定要因であることが明らかになりました。