自治体向けAIシステム「自治体AI zevo」の一斉説明会開催
2025年7月11日金曜日、シフトプラス株式会社が宮崎県都城市と共同開発した自治体向けAIシステム「自治体AI zevo」の一斉説明会を開催しました。このイベントでは、参加者が直接体験し、生成AIの最新機能を理解するための充実したプログラムが用意されました。
イベントの構成と内容
今回の一斉説明会では、これまでにトライアルに参加された方をメインに、新機能や活用方法、生成AIを利用する上での注意点など広範な内容が説明されました。特に、参加者が実際にプロンプトを入力して体験できるワークショップ形式が好評を博し、イベント参加者の約94%が満足したと答えました。
説明会の冒頭では、シフトプラスの代表者が自治体AI zevoについての概要を紹介し、その後、機能のポイントや活用事例を詳解しました。新たに追加された機能や、ユーザー体験からのフィードバックを基にした改善点が紹介され、参加者はそれを耳にしながら興味を持って活用を考えていただく機会となりました。
実際の体験を通じた理解の深化
ワークショップでは、実際に生成AIを使ってみることで、参加者はただの説明を超えて、リアルな操作感を体験しました。プロンプト入力の重要性や、生成AIの攻略法に関するセッションもあり、これらは参加者にとって非常に有意義な情報となりました。
次回の一斉説明会は9月下旬を予定しており、生成AIの活用をさらに広げる機会を提供することが期待されます。興味のある方はぜひご参加いただきたいと思います。
さらなる連携と可能性
「自治体AI zevo」契約企業には、セキュリティを重視したビジネスチャットツール「LGTalk」のアカウントも提供されます。LGTalkを通じて生成AIを直接活用することができ、業務効率の向上が期待されます。また、LGWAN専用の音声認識AI文字起こしツール「eRex」とも連携が可能で、これにより生成AIを活用した文字起こしや要約がシームレスになりました。これらの機能を活用することで、自治体の業務効率が大幅にアップすることが期待されています。
会社の背景と今後の展望
シフトプラス株式会社は、2006年に大阪市で設立されて以来、地方自治体向けのシステム開発やコンサルティングを行ってきました。「ふるさと納税」管理システムなど、500以上の自治体に導入されており、その普及は全国的な広がりを持っています。今後もシフトプラスは、自治体AI zevoの機能向上を目指し、より便利で多様な活用シーンを提供していく予定です。
本イベントを通じて、自治体におけるAI活用の可能性がさらに広がることを期待しています。興味をお持ちの方は、シフトプラスの公式サイトをご覧ください。