浪速高校がIELTS推進校
2025-02-28 12:07:09

浪速高等学校が関西初のIELTS推進校に認定され海外進学を後押し

関西初の「IELTS推進校」となる浪速高等学校



大阪市住吉区に位置する浪速高等学校の国際コースは、オーストラリア本社のIDP Educationによって関西で初めて「IELTS推進校」に認定されました。これは、同校が生徒たちの英語力向上と国際的な進路選択の機会を提供する取り組みが高く評価された結果です。

IELTS推進校とは



IELTS(アイエルツ)は世界中で400万人以上が受験する英語の4技能を測るテストであり、特に高校生たちの受験が増えています。日本でもこのテストを通じて海外進学を目指す生徒が増えており、浪速高等学校の国際コースはその先駆けとなります。

この国際コースは、2021年に設立され、4年の短期間で生徒たちがIELTS5.5を取得する実績を持っています。大多数の生徒が海外経験ゼロからスタートする中でのこの成果は、同校の教育プログラムの成果と言えます。

英語力を養う独自の教育方針



浪速高等学校存続の理念に基づいて、国際コースでは「英語は使いながら身に着ける」をモットーにしております。授業は一貫して英語で行われ、ネイティブ講師による指導や独自のカリキュラムを通じて実践的な英語力を育成します。また、毎年さまざまな異文化理解の機会を設け、生徒たちが国際社会で活躍するための基盤を築いています。

異文化理解のための主なプログラムには、留学制度(1週間から1年以上)、国内外からの留学生受け入れ、フィリピンでの語学研修、オンラインでの英会話、海外校との交流があります。これらの活動を通じて、生徒たちは自己理解と他者との対話を深め、グローバルな視点を身に付けています。

IELTSと英検の同時受験で英語力の強化



浪速高等学校の国際コースでは、IELTS試験と共に英検の受験も推奨しています。英検では準1級の取得を目指し、英語力の基礎固めを行いながら、同時にIELTSでより高いレベルに挑戦していきます。この二重のアプローチが生徒たちの成長を促し、国際基準での英語力向上に貢献しています。

海外大学進学の実績



国際コースでは、密度の濃いプログラムを通じ、2年間学んだ生徒たちが進路選択時にIELTS5.5または6.0を取得し、海外大学への出願や、国内の総合型選抜入試を目指すことが可能です。初期の生徒たちの進路実績にはアメリカ、スペイン、台湾、フィリピン、マレーシアなど多彩な国の大学へ進学した事例があります。

具体的には、国公立大学をはじめ、私立の同志社大学、関西学院大学、立命館大学、関西大学などへの合格者を輩出しています。これらの進学実績は、英語力やプレゼンテーション力を生かした結果です。

教員の努力と生徒の成長



浪速高等学校 国際コースの田井香織先生は、「学びの機会と努力する姿勢さえあれば、だれもがグローバルに活躍するチャンスを掴める」と信じ、生徒たちの成長を支援しています。校舎や施設の整備、教育に対する熱意が相まって、短期間での高い成果が実現しています。

「英語が話せたらかっこいい」と考える生徒たちが、実体験を通じてグローバルな視点を得て、将来的には自分自身の人生を切り拓いていくことが期待されています。今後の浪速高等学校の取り組みにも注目です。

まとめ



浪速高等学校の国際コースは、関西初の「IELTS推進校」として、将来の国際社会での活躍を目指す生徒たちに、実践的な英語力と豊富な国際経験を提供し続けています。堅実なカリキュラムと熱心な教師陣のもと、彼らの未来に何が待ち受けているのか、今後が楽しみです。


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