岡山大学で学ぶデジタル技術
2025-08-02 21:58:27

岡山大学、初心者向けデジタル講座でRaspberry Piの魅力を体験

岡山大学の取り組み



国立大学法人岡山大学では、2025年7月28日に初心者向けのデジタル技術を教える講座「Tech Study Lab Okayama」が開かれました。この講座は、津島キャンパスにある共創イノベーションラボ(KIBINOVE)で実施され、文系・理系を問わずプログラミングを未経験の約30名の学生が参加しました。この講座の目的は、参加者にRaspberry Piを使用してプログラミング及び生成AIの基礎を体験させることです。

ハンズオン形式で学ぶデジタル技術



参加者は一人一台のRaspberry Piを持ち、Pythonを用いてプログラムを作成しました。講義の進行役である小寺雄太准教授によると、まずはRaspberry Piの初期設定から始まり、その後簡単なコードの実行を通じてコンピュータの仕組みを学びます。プログラムの一つとして、参加者が現在の時刻を表示する簡単なアプリケーションを作ることも体験しました。これにより、参加者はコードの意味や処理を理解し、プログラミングの魅力を実感することができました。

参加者の声



講座を受けた学生からは「初めてRaspberry Piを触ったが、自分でパソコンを組み立てているような感覚で楽しかった」、「AIを使って自分でもアプリを作ってみたくなった」といったポジティブな感想が寄せられました。教育的な内容だけではなく、実際に手を動かして学ぶことで、より深い理解が得られたようです。

次回の講座と今後の展開



この講座は8月6日に第二回が開催される予定で、今回は「ローカルLLMによる生成AI体験」がテーマとなります。ここでは、チャットボットの開発や画像生成など、さらに進んだ内容に挑戦します。両日参加することで、AI技術の基礎から応用まで、幅広い知識と技術を習得できる内容になっています。

地域の未来を見据えたプロジェクト



岡山大学は、地域の学生が最新の技術に触れ、実践的なスキルを身につける機会を提供し続ける方針です。今回の講座は内閣府による「地域中核大学イノベーション創出環境強化事業」の一環で、産学官連携を構築するおかやまデジタルイノベーション創出プラットフォーム(OI-Start)が主催しています。これにより、企業の生産性向上や若者の県内定着の推進も目指されており、地域に根差した取り組みとして注目されます。

岡山大学は、今後もこうしたプログラムを通じて、学生や地域社会に貢献していくとみられています。デジタル技術の進展に寄与し、地域の発展に寄与する岡山大学の活動から目が離せません。


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