提携でコンテンツ強化
2025-04-30 16:38:28

日本テレビとKANAMELが資本業務提携を発表し新たな展開へ

日本テレビとKANAMEL株式会社が資本業務提携を発表



日本テレビホールディングス株式会社(以下「日本テレビ」)は、映像制作やコンサルティング分野で知られるKANAMEL株式会社(旧AOI TYO Holdings)との資本業務提携を発表しました。この提携により、日本テレビはKANAMELの22.1%の株式を取得し、持分法適用会社として位置づけられることになります。

提携の背景と目的



この提携は、日本テレビが掲げる「コンテンツの価値最大化」という経営戦略の一環として行われました。特に、IPビジネスの拡大や海外市場の開拓に力を入れ、グループ全体が一丸となって競争力を高めていく方針です。本年2月には「海外ビジネス拡大戦略の基本方針」を発表し、コンテンツ制作基盤の強化を進めていました。KANAMELは、広告映像や映画・ドラマなどで数々の賞を受賞した実績があり、そのクリエイティブ力を活かしたコンサルティング事業も展開しています。

この提携によって、日本テレビは「世界に通用するコンテンツ製作体制の構築」を加速させ、最高品質の映像を世界中に届けるために邁進します。

KANAMEL株式会社の概要と特長



KANAMELは、東京都品川区に本社を置き、グループ全体の売上高は704億円、従業員数は1,786名に達しています。KANAMELのグループ会社には、映像制作を行っている株式会社AOI Pro.や株式会社TYO、デジタルスタジオの株式会社TREE Digital Studio、コンサルティングを手掛ける株式会社FIELD MANAGEMENT EXPAND(FMX)などが含まれ、国内外で25社を展開しています。

特に映像制作領域においては、広告映像の市場で国内シェアNo.1を誇り、日本最大級のクリエイティブアワードで7年連続で最高賞を受賞した実績があります。映画やドラマにおいても、「怪物」や「万引き家族」といった名作を多数手掛けており、そのクリエイティブ能力と制作能力に定評があります。さらに、FMXではストラテジー・コミュニケーションデザインなどのコンサルティング事業において独自のビジネスモデルを展開し、最上流の戦略コンサルティングも行っています。

代表者のコメント



KANAMEL株式会社の中江康人代表取締役グループCEOは、今回の提携が同社のグローバル成長に向けた重要なステップであると述べています。彼は、両社の強みを融合させることで、世界に通用するコンテンツを生み出す協業に積極的に取り組むことを表明しました。

一方で、日本テレビホールディングスの福田博之代表取締役社長執行役員もこの提携の意義を強調し、国内外の優れた映像作品を共同創出し、新たなIPの創出に向けた取り組みを推進する意向を示しました。

結論



日本テレビとKANAMELの資本業務提携は、両社にとって新たな挑戦となるでしょう。この提携により、コンテンツのグローバル市場への進出やIPビジネスの拡大が加速されることが期待されています。今後の展開に注目が集まります。


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