グロービス経営大学院がエグゼクティブMBAを新たに開講
2026年度から、グロービス経営大学院は大阪校、名古屋校、福岡校でエグゼクティブMBA(EMBA)の提供を開始します。これにより、特設キャンパスを除く日本国内の主要なキャンパスで、経営者教育を受ける機会が広がることになります。
エグゼクティブMBAの詳細
エグゼクティブMBAは、経営者や次世代の経営リーダーに必要な能力を育成するプログラムです。特に、経営者同士のネットワークを強化することを目指し、同じ地域の仲間との学びを促進します。これまで支店の少なかった地域からの要望に応じて、大阪や名古屋、福岡を新たに加えたことは、地方の経営環境を支えるための重要な一歩となるでしょう。
このプログラムのスタートは、グロービスが持つ強力なバックグラウンドに基づいています。すでに483名の経営者が在籍する日本語MBAプログラムを運営しており、その教育の質は業界内で高く評価されています。2025年には949名が入学し、グロービス経営大学院は日本国内において、経営者教育の一大拠点としての地位をさらに強固なものにしています。
背景とニーズ
経済環境の変化は急速に進んでおり、AIやテクノロジーの発展により企業経営はますます複雑化しています。それに伴い、MZ世代の価値観の多様化やキャリア選択肢の増加も見逃せない動きです。これらの背景から、グロービスは2025年度から一般のMBAなどを分割し、TMBAとEMBAの2つのプログラムを設けるに至りました。
各プログラムでは、それぞれ異なるニーズに対応。TMBAではテクノロジーのビジネスへの実装を重視し、EMBAでは次代の経営リーダーの育成に焦点を当てています。
開講記念イベントの概要
新プログラムの開講を記念して、5月26日に特別イベントを開催予定です。樋口泰行(パナソニックコネクト株式会社 社長)、田代桂子(大和証券グループ本社 取締役)、辻庸介(マネーフォワード 代表取締役社長)が登壇し、経営者教育やキャリア戦略についてのトークセッションが行われます。この機会に、今後の経営者像や教育の在り方について深い洞察を得ることができるでしょう。
今後の展望
グロービス経営大学院は、エグゼクティブMBAを通じて、日本の経営者や次世代リーダーの育成を加速させ、社会の創造と変革に寄与していきます。このプログラムが開講されることで、地域の経営者たちが新しい知識とコネクションを得て、経済の発展に貢献することが期待されます。
教育の質が徐々に向上する中で、多くの学生が卒業後に経営者としての抜擢を受けたり、自ら起業する選択を取ったりするようになるでしょう。こうした選択が、社会全体に良い影響を与えることは間違いありません。
最後に
エグゼクティブMBAの開講は、グロービスが持つビジョンや教育理念をさらに具現化するものです。経営者教育は未来のリーダーを育て、地域経済を支える基盤となるでしょう。皆さんもこの新たなチャンスを逃さず、リーダーとしてのスキルを身に付けていきましょう。