新サービス「つなぎAI」
2025-10-08 12:09:06

非エンジニアが生成AIを使って業務アプリを開発する新サービス「つなぎAI」

非エンジニアでも生成AIを手軽に活用できる「つなぎAI」



ヒューマンリソシア株式会社がこの度リリースした「つなぎAI」は、エンジニアリングの知識がない現場の社員でも、生成AIを利用して業務アプリを開発できる画期的なソリューションです。東京に本社を置く同社は、テクノロジーを駆使した業務改善を推進するために、株式会社NTTデータが提供するローコード・ノーコードのAIエージェント開発基盤を基に独自の機能を追加しました。

1. 現場主導での業務改善を実現



企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)が進む中、多くの企業が直面しているのは「社内にエンジニアがいない」という障害です。ヒューマンリソシアが行った調査でも、実に約8割の企業がIT人材不足を感じており、その結果、DXの取り組みが停滞するという現状があります。そこで、「つなぎAI」が誕生しました。このプラットフォームを利用すれば、現場の社員が自主的に生成AIを活用したアプリを開発でき、エンジニアリングチームに依存することなく業務の改善が図れます。

2. 実践的な研修とサポート体制



ヒューマンリソシアは、これまでRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)の導入支援を通じて築き上げた「伴走型」教育体制を活かし、全国のユーザー向けに研修プログラムを展開する計画です。また、経験豊富なエンジニアによるサポートサービスも用意されており、現場が抱える課題に対して実践的な解決策を提供していきます。

3. 「つなぎAI」の機能と利点



「つなぎAI」は、アメリカのLangGenius社による「Dify」プラットフォームを基に開発されており、日本のビジネスプロセスに適した機能が追加されています。このSaaS型ソリューションでは、業務データや外部アプリケーションを「つなぐ」ことができ、自社の業務に最適な生成AI活用プロセスを設計することが可能です。これにより、業務の効率化や自動化が実現されるのです。

4. NTTデータによるエンドースメント



NTTデータからもこの取り組みへの支持が寄せられています。同社の加藤哲部長は、「つなぎAI」はエンジニア不足を克服し、社員が自ら業務に即したAIアプリを開発できる新しいプラットフォームであると評価しました。このように、現場主導での新しい価値創出が進めば、企業の競争力向上にも繋がるでしょう。

5. 今後の展望



今後はさらに、ユーザー向けに研修や技術支援サービスを提供していく予定です。また、RPAツール「WinActor」との連携による業務自動化の実証実験も進行中で、得られたノウハウを現場に還元し、AI活用を進めていくことでしょう。

結論



ヒューマンリソシアの「つなぎAI」は、非エンジニアでも容易に生成AIを利用した業務アプリの開発を可能にする新しい試みです。デジタルトランスフォーメーションを加速したい企業にとって、これは大きなチャンスです。今後の展開にぜひ注目していただきたいサービスです。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

関連リンク

サードペディア百科事典: ヒューマンリソシア NTTデータ つなぎAI

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。