大阪発！オリジナルブランド「夢シルク」の成長を支える創業支援ファンドの最新投資情報

大阪信用金庫は、2022年に設立された「だいしん創業支援2号ファンド」を通じて、新たな投資を実行したことを発表しました。このファンドは、大阪地域の創業者の資本と経営の強化を目的としたものであり、地域経済の活性化に向けて様々な支援を行なっています。今回の第12号投資先として選ばれたのは、株式会社オオサカポテトです。

創業支援ファンドとは？

「だいしん創業支援2号ファンド」は、大阪信用金庫とミライドア株式会社がタッグを組んで設立したもので、前身となる「だいしん創業支援ファンド」の後継として機能しています。このファンドは、日本政策金融公庫や大阪府、大阪産業局とも連携し、大阪での創業を考える人々を支援しています。今後も、大阪での起業を目指す方々に対して、資金提供だけでなく経営面でものサポートを続けていく予定です。

新たな挑戦「夢シルク」

今回の投資先、株式会社オオサカポテトについて詳しくご紹介します。同社は2025年2月3日に設立され、耕作放棄地を有効活用するオリジナルブランド「夢シルク」を生産・販売しています。「夢シルク」は、大阪府八尾市、羽曳野市、河南町の約40反の土地を使い、府内最大規模の生産量を誇ります。

「大阪をさつまいもの産地に」というテーマを掲げ、同社は地域の特性を活かした新しいビジネスモデルを確立。関西圏の大手スーパーからの需要も高まっており、焼酎や洋菓子、パンなどの加工品にも使用されています。

地域との共生を目指して

オオサカポテトは、耕作放棄地を蘇らせるだけでなく、地域住民向けの農業体験イベントも実施しています。この取り組みを通じて、農業への関心を高め、持続可能な都市型農業モデルの確立を目指しています。地域住民とのつながりを大切にしながら、農業の魅力を再発見し、共に成長していく姿勢が魅力です。

まとめ

大阪信用金庫が推し進める「だいしん創業支援2号ファンド」の新たな動きは、地域の創業者にとっての貴重なチャンスです。そして、今回の投資先であるオオサカポテトは、地域資源を活かしたビジネスを展開し、持続可能な発展を目指している企業です。これからも大阪の起業家たちにスポットライトが当たることを期待しています。