A&M日本進出の衝撃
2025-10-16 07:34:51

Alvarez & Marsalが日本市場に進出、東京・大阪に新オフィス開設しコンサルティング体制を強化

Alvarez & Marsalが日本へ進出



2025年10月16日、世界的に評価されるプロフェッショナルサービスファーム、Alvarez & Marsal(A&M)が日本市場に本格進出します。東京と大阪にオフィスを設け、豊富な実績を持つ6名のマネージング・ディレクターを含む14名のチームを編成。この取り組みは、A&Mがアジアにおけるプレゼンスを拡大し、日本市場の多様なコンサルティングサービスへのニーズに応えるための重要な一手です。

A&Mは40年以上にわたって、経営改善や事業再編、アドバイザリーにおいて確固たる地位を築いてきました。新たに設立される「A&M Japan」では、まずM&Aに特化した専門チームを立ち上げ、国内外における財務・会計・税務・コーポレートファイナンスの分野で専門的サービスを提供します。今後は、事業再編やバリューアップに関するニーズにも応えられるよう、体制をさらに強化し続ける予定です。

マネージング・ディレクターの起用



A&M Japanでは、グローバルトランザクションアドバイザリーグループの日本代表として、マネージング・ディレクターの野中大作が東京オフィスに参画します。彼は直近までデロイトトーマツファイナンシャル アドバイザリー合同会社のパートナーを務め、プライベートエクイティ部門の責任者として活躍した実績を持っています。約20年にわたる日本市場でのプライベートエクイティおよび事業会社向けアドバイザリーの経験を活かし、Global TAGの日本におけるサービスラインの拡充を推進します。

また、A&M Japanの税務部門を率いるマネージング・ディレクターには、EYの元パートナーで、30年以上の経験を持つ須藤一郎が加入します。彼は金融サービス分野における国際税務の権威であり、A&Mの税務専門家ネットワークで日本の税務チームをリード。その他にも、デロイトやPwC出身の専門家が東京および大阪オフィスに参画し、強固な税務サービスを提供していく予定です。

コーポレートファイナンス部門の強化



A&M Japanのコーポレートファイナンス部門には、デロイトでの経験を経た昆毅がマネージング・ディレクターとして参加します。彼は野村證券での25年の経験があり、様々な金融機関で要職を果たしてきました。これら創設メンバーは、A&Mのグローバルな連携体制に基づくビジネスモデルを日本市場に適用し、リーダーシップと成果に焦点を当てたサービスを提供することを目指しています。

日本市場への期待



A&Mの共同創業者でありCEOのブライアン・マーサルは、日本進出に関して「日本のビジネス環境では、事業再編や売却、さらにはクロスボーダーM&Aの動きが活発化している。今まさに、グローバルな視点と高度なローカル専門性を兼ね備えた新たなタイプのコンサルティングファームが求められている」と述べています。この動きは、従来の価値創出の方法には囚われないA&Mの新しい試みであり、日本市場におけるクライアントのためのサービス提供の好機となります。

クライアントのニーズに応える



Global TAGの日本代表である野中は、「A&Mのグローバルネットワークと日本市場に特化した専門性が融合し、高付加価値を持つソリューションを提供する。」と語っています。多様な業界にわたる深い専門知識を活かし、クライアントに信頼されるアドバイザーとして成長していくことを目指しています。A&Mは、日本企業やプライベートエクイティ、そしてグローバル企業のための信頼できる支援者として、新たな幕開けを迎えることになるでしょう。


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